和歌山有田の伊藤農園、規格外柑橘とはちみつを使った「はちみつ柑橘ドリンク」3種を発売


和歌山県有田市で柑橘の生産・加工・販売を手がける伊藤農園が、7月より新商品として「はちみつ柑橘ドリンク」3種を発売。酸味のある香酸柑橘の果汁に粗糖と和歌山有田産の純粋はちみつを合わせた爽やかな香りとやさしい甘さが特徴だ。

香酸柑橘を、はちみつでおいしい一杯に


伊藤農園は、みかんをはじめとする柑橘の果肉部分だけを搾った、無添加ストレートジュースづくりを得意としてきた。一方で、ゆず・レモン・ジャバラといった香酸柑橘は爽やかな酸味と豊かな香りが魅力の個性ある柑橘だが、果汁は酸味が強くそのまま飲むには飲みづらさがあった。

そのため、調味料や風味づけとしての用途が中心となりがちで、日常的に口にする機会は多くない。加えて、手軽さや甘みのある果物が好まれる近年の食のトレンドとも距離があり、魅力が十分に知られていないという課題もあった。

この魅力ある柑橘を、もっと多くの人に身近に楽しんでもらえないか、という想いから生まれたのが、新商品「はちみつ柑橘ドリンク」だ。粗糖と純粋はちみつでやさしい甘さに仕立てることで、香酸柑橘ならではの爽やかさはそのままに、毎日の一杯として無理なく続けられるドリンクを開発した。

規格外の柑橘と、希少な国産はちみつ


同商品の果汁には、青果商品として出荷できない規格外の柑橘から搾汁した果汁を活用している。中身のおいしさは変わらないのに、見た目に傷や汚れがあるだけで活かしきれなかった柑橘に「そのまま飲める一杯」という新しい出口をつくることは、フードロスの削減にもつながる取り組みだ。

もうひとつの主役であるはちみつは、国内に流通するはちみつのうち国産はわずか6%ほど(農林水産省調べ)。養蜂の担い手も減りつつある中、地元・有田の養蜂家から直接仕入れる純粋はちみつはそれだけで貴重な存在だという。

規格外の柑橘と希少な国産はちみつという地域の素材を無駄なく活かし合う一杯が生まれた。

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