セリフがなくても、子どもたちは理解してくれる
――2025年には、子ども向けの絵本として『メロとタビのクッキーだいさくせん』(KADOKAWA)を出版されました。今回の『メロとタビ』は、どんな違いがありましたか?まめきち:絵本は、子ども向けだからギャグは控え目にしてたんです。今回は大人も楽しんでもらえる本なので、普通にギャグを入れてます。
でも後から、「子ども向けだからってギャグを抑え気味にしたのは、子どもを舐めていたかも」と思ったんです。実際、今回の本は小学生もたくさん読んでくれているし、意味も理解してくれてる。セリフがないページが多かったりするんですけど、意外にちゃんと伝わるんだなと思いました。
――セリフが少ないエピソードを描くのは大変でしたか?
まめきち:言葉を入れないと、状況を説明するだけで何コマも使わないといけないんです。1話4ページで終わらせないといけないので、コマがどんどん小さくなっていっちゃったり。「ここは大きい絵で描きたい」ってところもコマの大きさを削らないといけなくて、難しかったです。
でも、コマを細かく分けたことで、メロとタビの表情や動きが丁寧に描けたのは、よかったのかなと思います。
――姉吉さんの息子さんの“甥きちくん”も、『メロとタビ』を楽しんでいるのでしょうか。
まめきち:読んだって聞いたことないですね、YouTubeのほうが好きだから、読んでないと思います(笑)。
<取材・文/都田ミツコ>
【都田ミツコ】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。

