「わかりみが深すぎる」結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」2位は子ども、1位は?

主要知見(2):9テーマすべてで、交際中に話し合えた人のほうが現在の価値観合致率が高かった

すり合わせ9テーマそれぞれについて、交際中に「話し合えた」人と「話し合えなかった」人で現在の価値観合致率を比較すると、9テーマすべてで話し合えた人のほうが高く、差は+22.4〜+37.3ptにのぼりました。

差が最も大きかったのは、後悔ランキング1位でもある「お金の使い方・貯金」(話し合えた人87.5%・話し合えなかった人50.2%)でした。

また、交際中に意見の違いや違和感があったとき、「自分の中で整理したうえで相手に伝えていた」人(92.6%)と「言葉にして相手と話し合っていた」人(92.2%)の幸福実感率はともに9割を超えた一方、「相手にはあまり伝えなかった」人は68.9%、「見ないようにしていた」人は56.6%でした。

伝え方のスタイルを問わず、違和感を言葉にして扱えたかどうかが、現在の幸福と関わっている可能性がうかがえました。

後悔の上位と、話し合いによる合致率の差が大きいテーマは、いずれも「お金の使い方・貯金」「子どもについての考え」「困ったときの支え合い方、意見が違ったときの向き合い方」に集中しており、交際中に優先して話し合うテーマの手がかりが得られました。

総括

同調査の第3部では、結婚後の後悔と交際中の話し合いの関係を確認しました。

「もっと話し合っておけばよかった」テーマの上位は「お金」「子ども」「困ったときの向き合い方」であり、幸せを感じている人はこうした話しにくいテーマも交際中に話し合えていました。

Vol.2シリーズ全体を通じては、結婚生活の幸福実感率は属性では分かれないこと(第1部)、結婚前の自己理解が幸福と関わること(第1部)、交際中の対話の量と現在の幸福・価値観の合致が関わること(第2部)、そして何をどう話すかの手がかり(第3部)が確認されました。

いまの配偶者との結婚を「選んでよかった」と考える人は81.8%にのぼります。

今回の調査結果を受けナコード総研は、「これからの婚活には、お相手探しの仕組みだけでなく、個人の価値観を起点に、自分が大切にしたいことを言葉にし、相手とすり合わせていく過程への支援が求められると考えます」と総括しています。

なお、調査結果の詳細は、ナコード総研noteレポート(Vol.2 第3部)にて公開されています。
調査詳細レポートURL:https://note.com/nacodo_souken/n/n05488fded3d2?app_launch=false

配信元: マイナビ子育て

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