■「先生の言う通りにしておけば大丈夫かなと思っていた」
妊娠8カ月の藤井サチさんは、出産に関する情報をいろいろ集める中で、出産準備プログラム「ヒプノバーシング」という方法を知ったといい、自身のYouTubeチャンネルに講師の尾見咲來さんを招き話を聞きました。
ヒプノバーシングについて尾見さんは、「アメリカ発の自然分娩のメソッドで、40年の歴史があって48カ国に広がっている」と説明。出産の仕組みや出産時の呼吸法、リラックス方法、パートナーとの関わり方などを学ぶプログラムで、無痛分娩を選択する妊婦さんにも有益だといいます。
尾見さん自身、第一子の出産は「とにかく陣痛が怖かった。 もう本当に1秒も体験したくなかった」と恐怖を抱いており、迷わず無痛分娩を選択。「出産は先生にお願いして生ませてもらうもの」と思っていたそう。
しかし実際には夜に陣痛が開始して「あれだけ怖かった陣痛を朝まで経験することに」。その後、無痛分娩の麻酔を投与しますが、最終的には帝王切開となったことを振り返りました。
第一子が1歳で病気にかかり亡くなってしまい、悲しみのどん底で授かった第二子の妊娠中にヒプノバーシングを学び、第二子の出産ではリラックスして臨むことができたと明かしました。
その後、実際に全5回のレッスンを終えた藤井さんは、受講前の心境について「正直受講する前は、精神論なんじゃないのかなとか、ちょっと怪しいっていうふうに思っていた自分がいた」と率直に明かしましたが、受講後には大きな心境の変化があったといいます。
「何が一番変わったかなって思うと、お産が本当に心から楽しみになったというか、当日自分の体とそして赤ちゃんがどう動くんだろう、それを体験してみたい、みたいな感覚になりました」
もともと「赤ちゃんに早く会いたいな、お産楽しみだな」と思っていた一方で、「ちゃんと産めるのかな」「痛いのかな」と漠然とした不安も抱えていた藤井さん。
「もっと言うと、当日は先生とか助産師さんの言う通りにしとけば大丈夫かなみたいな。自分にできることあんまりないかなみたいな感じで思っていた」というこれまでの考え方が、「私にできることってめちゃくちゃある」「自分次第でお産って変わるし、赤ちゃん、そしてパートナーと一緒にお産するものなんだっていうので、めちゃくちゃ考え方が変わりました」と大きく転換したといいます。
■夫も「お産チームの一員なんだという感覚が芽生えた」
夫もレッスンに参加して、陣痛時の声かけやマッサージ、出産時のサポート方法なども学び、「夫も『こうやっていればいいんだ』みたいな感じでイメージできてた」そう。
その結果、夫婦ともに当日のイメージがわき、「夫もちゃんとお産のチームの一員なんだっていう感覚がお互いに芽生えたから、すごい良かったなと思います」と、出産に前向きになれたといいます。
最後に藤井さんは、「何が起きても私にはできることがあるみたいな感覚になれたのがすごい強いかな、良かったかな」とコメント。
「出産自体は楽しみだけど、どこか漠然とした不安があるよっていう方だったりとか、痛みに対する恐怖心がめちゃくちゃ強い方だったりとか、パートナーと一緒に出産の準備したいなっていう方にとってもおすすめかな」と語り、自身が体験して感じた変化を伝えていました。
