私が30代、長女が1歳のころのことです。知り合いのいない土地に嫁いだ私は、娘と毎日のように市が運営する「未満児のつどい」へ通っていました。そこで出会ったある親子との出来事は、今でも忘れられません。
慣れない土地で子育て支援施設へ通う日々
保育園へ入園する前、当時1歳の娘を連れて、市が運営する子育て支援施設「未満児のつどい」に毎日通っていました。当時の娘は、人見知りと場所見知りがとても激しい子でした。つどいに行っても、私にしがみついたまま床へ降りることもできず、泣いて帰る日も少なくありませんでした。
それでも、知り合いが1人もいない土地で育児をしていた私は、「私も娘も少しずつ慣れればいい」と自分に言い聞かせながら、毎日出かけていたのです。市内に設けられたすべてのつどいに参加し、娘が一番穏やかに過ごせる場所を探していました。
そして、ようやくお気に入りの場所を見つけたのです。そこでは、先生方もやさしく見守ってくださり、娘も少しずつ笑顔で遊べるようになっていきました。
見知らぬママ友グループの子どもに娘が叩かれて…
そんなある日、30代くらいの3人組のママ友グループがやってきました。驚いたことに、その3人は子どもと遊ぶようなことはなく、大声でおしゃべりに夢中。部屋の真ん中でプレゼント交換を始め、ラッピングした品物を見せ合いながら、楽しそうにわが子の自慢話をしていました。
その間、ママ友グループの3歳くらいの男の子3人は、自由に歩き回ってほかの親子のおもちゃを取ったり、押したり叩いたりしていたのです。しかし、ママ友グループはおしゃべりに夢中で、一切子どもたちを見ていません。トラブルがあるたび、先生方が子どもたちに「やめようね」と声をかけていました。
その様子を見て「娘に何かあったら大変だから、早めに帰ろうかな」と思っていた矢先に、ママ友グループの3歳くらいの男の子が娘に近づき、音の鳴る柔らかいスティック状のおもちゃで娘の頭を思い切り何度も叩いてきたのです!

