翌朝、夫から明かされた本音
翌朝も気まずい空気のまま出勤しようとしていると、夫が「昨日は言いすぎた」と声をかけてきました。そして少し間を置いて、ぽつりとこう言ったのです。
「本当は食器のことじゃないんだ。一緒に暮らしてる感じが最近なくて、寂しかった」
その言葉を聞いた瞬間、胸がぎゅっと締めつけられるような気持ちになりました。
私は、夫はただ怒っているだけだと思っていました。でも本当は、家事そのものではなく、夫婦でゆっくり話す時間が減り、すれ違いが増えたことに寂しさを感じていたのです。
私も同じように忙しさを理由に会話を後回しにしていたことに気づき、「ごめんね」と素直に謝りました。
それ以来、私たちは家事のことだけでなく、その日にあった出来事や最近感じていることを話す時間をつくるようになりました。疲れている日は5分でも構わないので会話をするようにしたところ、不思議なくらい家の空気が柔らかくなったのです。
結婚生活では、大きな出来事よりも、小さな不満の積み重ねが夫婦の距離を広げてしまうことがあると思います。
今回の出来事を通して、私は相手の態度だけを見るのではなく、その裏にある気持ちにも目を向けることの大切さを学びました。当時は腹が立った冷蔵庫のメモも、今では夫婦の距離を縮めるきっかけになったのだと感じています。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり。女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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