【入場無料/川崎・宮前区】まちなかが美術館になる3か月間。区民120作品が彩る『つながるみんなのアート展』8月25日スタート

区役所のレストランが、19世紀フランスのポスターで満たされる

同時開催の「ミュゼみやまえ」にも注目。宮前区役所2階のレストラン(現在は食堂事業を休業中)が、期間限定のミニミュージアムに生まれ変わる。

展示されるのは、川崎市市民ミュージアムが所蔵する19世紀末から20世紀前半のフランスのグラフィックポスター(複製)だ。嗜好品や旅行、演劇など、当時のパリの人々が楽しんだレクリエーションの広告が並ぶ。アール・ヌーヴォーの華やかな曲線や、リトグラフならではの色彩のにじみ——100年以上前のグラフィックデザインが、川崎の区役所という意外な空間で息を吹き返す。

さらに期間中は、川崎浮世絵ギャラリーによる浮世絵作品のレプリカも展示される。フランスのポスターと日本の浮世絵。どちらも「大衆のための視覚芸術」という共通点を持つ表現形式であり、その並置には思わぬ対話が生まれそうだ。

放送作家・倉本美津留さんと「宇宙人」をつくるワークショップ

関連イベントとして、9月6日(日)には「宇宙人レシピ」ワークショップが開催される。

ファシリテーターは、「ダウンタウンDX」や「シャキーン」などを手がけた放送作家の倉本美津留さん。参加者は「宇宙でたったひとつの自分だけの宇宙人キャラクター」をつくる。笑って、歌って、自分とみんなの個性を味わう——そんな体験型のプログラムだ。

「宇宙人をつくる」という一見キャッチーなテーマの裏には、「自分の個性をかたちにする」というアートの根本的な営みがある。プロの作家ではない人たちが、自分だけの表現を見つけていくプロセスは、まさにこの「つながるみんなのアート展」全体のテーマと響き合っている。

場所は宮前区役所4階大会議室、定員30組程度。9月1日までに申込が必要で、応募多数の場合は抽選となる。

配信元: イロハニアート

提供元

プロフィール画像

イロハニアート

最近よく耳にするアート。「興味はあるけれど、難しそう」と何となく敬遠していませんか?イロハニアートは、アートをもっと自由に、たくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディアです。現代アートから古美術まで、アートのイロハが分かる、そんなメディアを目指して日々コンテンツを更新しています。