やってしまった……!
その声で我に返り、周囲を見渡すと、参加者はみんなグラスを手にしたまま司会者の方へ視線を向けていました。
つまり私は、乾杯前のシャンパンを一人で先に飲み干してしまっていたのです。
あの瞬間の周囲から注がれた視線と、頭から足先まで凍りつくような恥ずかしさは今でも忘れられません。
顔から火が出るとはこのことだ、と本気で思いました。
恥をかいて学んだ教訓
その後、スタッフに新しいグラスを用意してもらいましたが、しばらく誰とも目を合わせられませんでした。
パーティーが終わるまでずっと肩身の狭い思いで過ごしたのを覚えています。
それ以来、初めて参加する場では周囲の様子をよく観察するようにしています。
分からないことがあれば、遠慮せず聞くようにもなりました。

