
静岡県三島市の「にしはらグループ」は、7月28日(火)に発生した熊本地震で被害を受けた農業生産地を支援するため、「食べる熊本復興支援」と題した取り組みを8月15日(土)より開始した。運営するとんかつ専門店「かさねとんかつ かつ銀」全6店舗で、熊本県産トマトを使った「手作りフレッシュトマトのドレッシング」の提供を始めている。
継続的に仕入れて使い続けることを支援の形に
熊本地震では、農業用の水路やパイプラインといった生産インフラに広く被害が及んだ。農林水産省が8月3日(月)に発表した同日11:00時点の集計によると、熊本県内の被害は農業用施設1,970か所、農地389か所にのぼり、あわせて2,000か所を超えている。氷川町では農業用水を送るパイプラインが破損し、水稲やい草、野菜の栽培に影響が出ていると報じられた。
同社は、飲食店として何ができるかを考え、「買い続けることが、支援になる」という考え方に至った。今年収穫できた農産物、来年度以降に農家がつくる野菜が、きちんと買われていく環境がなければ、生産の現場そのものが続かなくなってしまう。だからこそ、継続的に仕入れて使い続けることを支援の形とした。
一度きりの寄付ではなく、継続して仕入れ・使い続けることを支援の形とする「食べる熊本復興支援」では、静岡・関東で現在も安定して仕入れられる熊本県産の野菜として「トマト」を選定した。
熊本県産トマトを使った手作りドレッシング

熊本県産トマトを使った「手作りフレッシュトマトのドレッシング」は、自社の本社工場のセントラルキッチンで手作りされている。
「かさねとんかつ かつ銀」全6店舗の「ごはん処」で、シーザーサラダドレッシング、青じそドレッシングなどと並べて設置し、利用客が自由に使用できる。
熊本県産のトマトが安定して仕入れができる間は、同ドレッシングの提供を継続する方針だ。
