「使えるかも…」で溜まっていくモノ

壊れていないし、汚れてもいない。だからこそ捨て時がわからず、気づくと増えているアイテムたち。
こうしたモノに共通する解決策は、「劣化のサイン」か「持つ量の上限」を、自分で先に決めてしまうこと。
プロが実際に使っている基準を、そのまま真似してみてください。
13.タオル
毎日使うので、古くなっていても気づきにくいアイテム。見た目も触り心地も慣れてしまい、劣化のサインを見落としがちです。
一般的にタオルの交換目安は1年といわれています。吸水力が落ちた、ガシガシに硬くなった、ニオイが気になりはじめた、が交換のサインです。
4人家族のライター宅では、バスタオル6枚・フェイスタオル8枚と枚数を決め、「半年ごとに交換する」とルール化。ルールにしてしまえば「まだ使えるかどうか」で迷うことがなくなります。
掃除用に取り置くタオルも「ここに収まる量だけ」と、ストック量を決めて管理するのがおすすめです。
14.コード類・充電器
「謎の大量のコード」は、片付けの現場でもよく手を焼くアイテムだそう。
まずは用途の確認から。自分だけでなく、家族にも確認してもらいましょう。
それでも用途がわからない、1年以上使ったことがない、規格が古い、同じものが市販で簡単に手に入る場合は、処分しても問題ないといえます。
心配なら「用途不明コード」を1年間まとめて保管する袋やボックスを用意して、その間に一度も使わなければ手放しましょう。用途が明確になったコードには、ラベルを付けておくと次から探す手間が減りますよ。
15.紙袋・ショップ袋
この紙袋、「ちょっとしたおすそ分けに便利」と思いがちですが、実はそれほど出番が多くないアイテム。特にブランドものは「もったいない」という気持ちから長年しまい込んでしまいます。
ところが一枚ずつ確認してみると、長期保存で古びてしまっているものが多いもの。
残す場合は大・中・小とサイズ別に分け、「1袋に収まる量だけ」「棚1段に収まる量だけ」と適正量を決めるのがおすすめです。
収納用品を買うまでの仮収納にしたり、冷蔵庫の野菜室の仕切りに使ったりと、積極的に使いきるのもおすすめ。
16.予備ボタン・共布
洋服を買うたびに付いてくる小さな袋。場所を取らないぶん見落としがちですが、ケースを開けたら何百個も出てきた、というのは片付けの現場でよくある光景だそう。
ひとつずつ確認すると、すでに処分した洋服のボタンだけが残っていることがほとんど。
今手元にあるお気に入りの服に必要な分だけを残して、あとは思いきって手放しましょう。
新しく洋服を買ったときは、しまう前に予備ボタンをタグに縫い付けておくと、むやみに増えるのを防げます。
17.保存容器
100円ショップでつい手に取ったものや景品でもらったもので、いつの間にか種類も数も増えているのが保存容器。
でも改めて振り返ると、頻繁に使うのは「おかずの残りを保存する」程度で、そこまでの数は必要ないことが多いのです。
見直す基準は、「フタが合わない」「食品の色やにおいがとれない」「収納しづらい(円形)」の3つ。
そのうえでプラスチック製から耐熱ガラス製に切り替えるなど、数は減らしつつ長く使えるものを選ぶと、増え続けるループから抜け出せます。
18.空きびん・空き箱
「手作りジャムに使えるかも」「小もの入れにちょうどいいかも」と取っておきがちですが、キッチンから何十個もの空きびんが出てくることも。
取っておくこと自体が悪いわけではなく、問題は「量」を意識しないと気づかないうちに増え続けてしまうこと。
「使う用途が明確なものだけ残す」とルールを決めましょう。
今どきは空きびんも空き箱も安価に手に入る時代。「なにかに使えるかも」という考えを手放すことが、いちばんの近道です。
19.傘
急な雨でビニール傘を買い足して、気づけば何本も溜まっている…という経験はありませんか?
まずは「開閉しにくい」「サビている」「古びている」「ベルトが留まらない」傘から減らしましょう。
そのうえで、お気に入りの長傘と折り畳み傘を1本ずつ、予備として車と玄関にそれぞれ1本と、持つ本数を決めておくのがポイント。
適正量が決まっていれば、外出先で思いがけず傘を買ってしまっても「今ある傘と比べて、どちらを残す?」と冷静に判断できます。
20.ハンガー
クリーニングに出したり通販で洋服を買ったりすると付いてくる、プラスチックのハンガー。「とりあえず」とクローゼットにかけて、そのまま溜まっていませんか?
何もかけていないハンガーは、ただ場所を取るだけなので手放しましょう。
実はクローゼットの整理収納でハンガーは重要なアイテムで、ハンガーの数を基準にすると服の枚数を管理しやすくなります。
色や形がバラバラのハンガーを買い直して統一すると、クローゼットがぐっとスッキリして見えます。
21.エコバッグ
付録や粗品でたまっていくアイテムの代表格。丈夫なうえ、一度に使う枚数も限られているので、なかなか減りません。
たくさん持っているなら、まず枚数を減らすこと。
そのうえで、大きさやデザインにこだわったお気に入りの一枚を探して買い替えてみて。
「もうこのバッグがあるから付録も粗品もいらない」という気持ちになれて、そもそも家に入ってこなくなりますよ。
22.ノベルティの文房具
何かを買ったり契約したりしたときにもらう粗品の文房具。いつの間にか引き出しに溜まりがちですよね。
ボールペン一本でも「使い切る」のは、かなり大変なこと。
一度溜め込んだ粗品文具は手放して、自分が本当に好きな書き味のペンやメモ帳、消しゴムだけを使うようにしてみませんか?
使うたびに気分が上がるようになると、その充実感から粗品をもらうこと自体を断れるようになるかもしれません。
23.レジ袋
紙袋と同じく「再利用しよう」と取っておく方が多いアイテム。「捨てるにはもったいない」と思うと捨て時がわからず、収納から溢れてしまいがちです。
破れ・汚れ・においなどの劣化はもちろん捨て時ですが、それ以外で悩まないためには先に収納場所を決めて、容量で考えるのがスムーズ。
「収納から溢れたら捨て時」と考えて整理する習慣をつけると、判断に悩まなくなります。
期限で捨て時を決められるモノ

片付けが苦手な人にとって、いちばん大きな壁は「何から始めたらいいかわからない」ということ。
そんなときは「期限があるアイテム」に目を向けると、驚くほどサクサク作業が進みます。
迷わず判断できるので、捨てる練習にもぴったりです。
24.食品
期限があるぶん、捨てるかどうかの判断がしやすい代表アイテム。片付けが苦手な人でも気軽に始められます。
まずはパントリーや冷蔵庫を見直して、パッケージに記載された期限をチェックしましょう。缶詰やレトルト、乾物など保存がきくイメージのある食品も、期限が切れていることがあるので要注意です。
いつ買ったのか覚えていない食品や、封を開けてからしばらく経った調味料も、品質が落ちている可能性が高いので見極めを。
そのうえで「立てる収納」に切り替えると、奥に埋もれて存在を忘れることがなくなり、期限切れや重複買いのムダも防げます。
25.薬(市販薬・処方薬)
市販薬は外箱や瓶に使用期限が記載されているので処分の目安が明確。迷いやすいのは「病院から処方された薬」です。
処方薬は指示された量を最後まで飲みきるのが推奨されていますが、残ってしまうこともありますよね。
体調不良のときは、ストックしている処方薬を服用するより、症状に合わせて受診するほうが安心。残った処方薬は基本的に処分してしまいましょう。
特に子ども向けの薬は体重に合わせて薬量が変わる場合があるので、注意が必要です。
26.化粧品
化粧品にも期限があり、開封後の経過時間や使い方で品質が変わりやすく、肌トラブルの原因にもなります。
パッケージや説明書に期限が明記されていればまずはそこを確認。記載がない場合、一般的な使用期限は未開封で3年、開封後は3ヶ月〜1年です。
保管状況にもよりますが、開封後1年以上経過した化粧品は使わないほうが安全。
特にマスカラやリキッドアイライナーなど目元に使うアイテムは雑菌が繁殖しやすいので、開封後6ヶ月を過ぎたら割り切って処分することをおすすめします。
27.化粧品サンプル・試供品
「旅行に行く時用に」と、化粧品やシャンプーのサンプルを大量に溜め込んでいませんか?
実は1年以内に使い切ってくださいと明記しているメーカーもあります。
サンプルは簡易容器のものも多く劣化しやすいので、溜め込んでおくのはあまりおすすめできません。
もらったらすぐに使い切って、旅行のときは普段使いのものを小分けにして持っていくようにすると、新鮮なうちに使えてスペースも空きますよ。
28.日焼け止め・虫除けなど季節のアイテム
夏に活躍する虫除けや日焼け止め、季節のイベントグッズ。シーズンが終わっても玄関に置きっぱなしになっていませんか?
使用期限の目安は、開封済みの日焼け止めなら1年、虫除けスプレーは直射日光や高温多湿を避けて保管すれば3年のものが多いです。
必要なアイテムは季節ごとに見直して、使わない時期は収納する。期限が過ぎているものは思い切って捨てる。
シーズンが終わったら片づける、もしくは捨てる習慣をつけることで、スッキリ片付きますよ。
29.インナー類
毎年買い足して増えていくインナー。丈夫で見た目が変わらないぶん、捨て時がいちばん分かりづらいアイテムでもあります。
使用頻度や商品によって機能の持ちは変わりますが、2〜3年使ったものは買い替えを検討する時期です。
タグで販売時期が分かるものもありますし、購入したときにタグへ購入年を書いておくと管理がラクになります。
インナー類は洗濯頻度からいくつあれば足りるか分かるので、まずは必要量まで減らし、シーズン初めに買ったら古いものを減らして循環させるとうまくいきます。

