「もしかして妊娠?」急に休む部下を疑う同僚、追及された私。部下の秘密を守るため「そういう話は」

「もしかして妊娠?」急に休む部下を疑う同僚、追及された私。部下の秘密を守るため「そういう話は」

守るべきこと

質問されるたび、私は答えを変えませんでした。
「そういう話は本人から聞いてくださいね」
肯定も否定もせず、それだけを伝え続けたのです。
それ以上は何も説明せず、同じ言葉を繰り返しました。

本人が安心して働ける環境を守ることも、管理職の役割だと思っていました。
秘密を預かる立場だからこそ、話せない理由まで説明することはできません。
本人の希望を守りながら、周囲の質問にも対応する難しさを実感する日々でした。

筆者の見解

やがて安定期に入り、本人が自分の口でチームへ妊娠を報告しました。
その瞬間、メンバーからは「そうだと思った」「おめでとう」と笑顔で祝福の声が上がります。
温かな空気に包まれた職場を見て、ようやく私も、周囲からの質問に言葉を選び続ける日々が終わったと感じました。

妊娠はおめでたい出来事です。
けれど、おめでたい話だからこそ、伝えるタイミングは本人が決めるべきものなのだと改めて感じました。
管理職として秘密を預かる難しさと、情報管理の大切さを実感した出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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