女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が小川直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)が21日、クランクアップを迎えた。2025年9月のクランクインから約1年、激動の明治時代を舞台に、異なる境遇から看護の道へ進んだりんと直美の人生を描いてきた2人は、長期にわたる撮影を終え、互いへの感謝を語った。
りんと直美が物語の中で支え合いながら、それぞれの人生を切り開いてきたように、見上と上坂も撮影を通じて互いの存在を支えにしてきたという。見上は、どんな時も前を向き続けた上坂の姿が「現場の皆さんの心の支えになっていた」と振り返り、上坂もまた、毎日そばにいた見上について「本当に大きな存在」と感謝を伝えた。
撮影現場で育まれた2人の関係性は、長期間にわたって物語の中心を担ったりんと直美という役柄にも重なる。異なる人生を歩みながら、互いの存在によって前へ進んできたりんと直美。そして約1年をともに過ごした見上と上坂もまた、撮影の終わりを迎えた今、互いの存在の大きさをあらためて言葉にした。
朝ドラ「風、薫る」とは?
大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。
見上愛 コメント
「まだふわふわとした気持ちで、撮影が終わった実感がわきません。
振り返ると、最初の出演発表や顔合わせの時から、私は『温かい現場を作っていきたい』と伝えていました。それは一人の力では決してかなわないことでしたが、皆さんがその思いをずっと心に留めて撮影に臨んでくださっているのが伝わってきました。この作品が温かいものとして届けられているとしたら、それはこの現場のおかげだと思います。
そして樹里ちゃん。ずっと一緒にいて愚痴を言っているのを一度も聞いたことがありません。どんな時も弱音一つ吐かずに前を向き続けてくれたことが、私を含め現場の皆さんの心の支えになっていたと思います。
最後に、モチーフになった大関和さん、鈴木雅さん、看護の道を切り開いてくださった先駆者の皆様、そして今までも、これからも、この瞬間も、誰かの命や生活をつないでくださっている医療従事者の皆様に、感謝と尊敬の意を示したいと思います。本当にありがとうございました!」

