
写真は「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」生酛純米酒
2020年4月~2025年3月にわたり、早駒運輸、神戸酒心館、湊川隧道保存友の会および兵庫県の4者が連携して推進。昨年4月より、「湊川隧道の保存・活用事業」への採択を経て、長年にわたる貯蔵が継続可能となった「湊川隧道貯蔵酒『隧-ZUI-』プロジェクト」では、8月17日(月)に、「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 6 years old」純米吟醸酒を蔵出しした。
芸術と味わいが共鳴

同プロジェクトでは、5年にわたる熟成酒「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」生酛純米酒を販売し、高評価を得た。そしてこの度、「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 6 years old」純米吟醸酒が蔵出しを迎えた。

写真は「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」生酛純米酒
ラベルデザインは、作陶家・辻村史朗氏が十二支を揮毫し、貯蔵年である2020年(子年)の「子」を冠したデザインの特別仕様ボトルになっている。芸術と味わいが共鳴する希少な1本の詳細は、「隧-ZUI-」HPで確認を。
湊川隧道とは

同事業は、国登録有形文化財である湊川隧道という歴史的遺産を、保存するだけでなく、活かすことで地域資源としての価値を高め、隧道の魅力や地域の歴史・文化・暮らしを発信すべく、地元の企業団体、兵庫県が協働しながら進めてきた。毎年3,000本の日本酒を湊川隧道で貯蔵し、今年4月には7代目となる「丙午」を蔵入れした。

湊川隧道とは、明治30年(1897年)5月に行われた付け替え工事により現在の姿となった、日本初の近代河川トンネルだ。工事以前の湊川は、上流から押し流される大量の土砂が神戸港へ流れ込み、港の機能低下を招くおそれが指摘され、川の流れを地下へ導くという当時としては画期的な工事が行われた。

隧道内部は、年間を通して安定した温度が保たれており、冷却設備を必要としない環境に優しい貯蔵空間。この特性を活かし生まれたのが「湊川隧道貯蔵酒『隧-ZUI-』プロジェクト」だ。
