生理痛の重さや症状は人によって異なります。時には、いつも以上に痛みが強かったり、予期せぬタイミングで不調に襲われたりして、身動きがとれなくなってしまうこともありますよね。今回は、読者が経験した「生理でつらいときの家族からの心温まるサポート」についてのエピソードを紹介します!
痛みに耐えていた私を残して父は…
私は生理2日目と3日目に生理痛がひどくなるタイプで、動くのもつらいときは鎮痛薬を服用しています。
ある生理1日目、常備していた鎮痛薬が切れていることは知っていましたが、仕事が落ち着いたら買いに行こうと思っていました。ところが次第に腹部が痛み、体もだるくなってきたため、ひとまずリビングのソファで横になって休むことに。
この日、仕事が休みだった父は買い物に行きたかったようで、「車、出してくれない?」と頼んできました。父は車の免許を持っておらず、遠出するときなどは私が車を出しています。
しかし、このときは運転できるほど回復していなかったため、生理で体調がすぐれないことを理由に断りました。私に断られた父は、自転車に乗ってどこかへ出かけていきました。私は少し眠くなり、そのまま眠ってしまったようです。
そして1時間ほど経ったころ、父に起こされました。
すると父は、薬局の袋を私に渡してきました。中には、さまざまな種類の生理用鎮痛薬が入っています。私が普段どの薬を使っているのかわからなかったため、店頭に並んでいたものをいくつか買ってきてくれたそうです。
私の中で父は、家族にはあまり興味を示さず、仕事ばかりしている人というイメージでした。そのため、私のことを気にかけてくれたことにビックリ。
それ以来、生理痛でつらそうにしていると心配してくれたり、薬箱から市販薬を持ってきてくれたりするようになりました。父は父なりに、私のことを気づかってくれているのだなと感じた出来事でした。
◇ ◇ ◇ ◇
仕事人間の父は昔から家にいることが少なく、正直、私はあまり父との思い出がありません。幼いころは「どうしてうちのお父さんは、友だちのお父さんと違うんだろう」と何度も悩んだこともあります。しかし、大人になって父と話をする機会が増え、このときのように新しい一面を見るように。特に、このときの出来事は、父の印象を変えた出来事となりました。
著者:佐藤里桜/女性・主婦
イラスト:ふるみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
続いてのお話は、ある夜中、生理痛に襲われた女性がトイレに籠っていたところ……?
「だっ…大丈夫か!?」トイレから戻ってこない私を心配した祖父が見たものは…


