トイレに籠っていた私をみた祖父は…
私は生理1日目の日中に生理痛がくることが多く、比較的痛みも重いため、起き上がれなくなることもしばしば。そのため、この日は痛みに備えていました。
ところが日中は何の痛みもなく、気づけば夜に。「今回は2日目にくるのかな?」「もしかして生理痛がないのかも?」と思いつつ、念のためおなかを冷やさないようにして眠りました。
寝てしばらくすると、ふっと目が覚めました。下腹部に違和感があり、次第に強い痛みを感じるように。普段、夜中にトイレへ行くことはほぼありませんが、痛みに耐えきれず、横で寝ていた家族に「おなかが痛いからトイレに行ってくる」と伝えて駆け込みました。
この日は腹痛だけでなく、吐き気もありました。薬を飲んでも吐いてしまえば意味がないと思い、吐き気が治まるまでトイレで耐えることに。
なかなか戻らない私を心配して、祖父が様子を見にきました。便器にもたれかかっている私を見て驚いた祖父に、「生理痛で」と事情を説明。12月だったこともあり、祖父は部屋からストーブを持ってきて、寒くないようにしてくれました。さらに、寝ていた祖母も起きて、おなかや背中をさすってくれたのです。
◇ ◇ ◇ ◇
吐き気が治ったあとようやく薬を飲め、次第に痛みは弱くなっていきました。そして、その後は落ち着いて寝ることができたのです。未明の2時〜3時だというのに嫌な顔をせずに見守ってくれた祖父母にはとても感謝しています。
このときの私は、日中に生理痛に襲われることが多かったため、「生理痛は日中にくるもの」と思い込んでいました。しかし、そのときの体調や状況によって症状は異なるということを実感。この一件以降は、生理痛でつらくなるだろうと予想ができるときにはあらかじめ薬を準備したり、体を冷やさないようにしたりと工夫するようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:沖田彩花
イラスト:かたくりこ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる
今回は、読者が経験した「生理でつらいときの家族からの心温まるサポート」についてのエピソードを紹介しました。生理痛の痛みやつらさは自分にしかわからないからこそ、孤独を感じやすいものですが、周囲の気づかいや寄り添いがあるだけで、心身ともにどれだけ救われるかが伝わってきましたね。もし身近な人がつらそうにしている場面を見たときには、相手の状況をよく見て、少しでも安心してもらえるような行動をとれると素敵ですよね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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