味見しておくことは大事
非常食・保存食をストックする際には、まず味見をしておくことも大事です。
もちろん味覚として自分の口に合う、合わないもありますが、“温めずに食べられる”と書いてあっても、油分が分離して固まってしまっていて実際には温めないと食べられなかったり、塩分が濃過ぎて主食や水を必要とするのかの確認もできます。中には調理に大量の水が必要になるものや、消化が良く早いタイミングで空腹感を感じるものもあります。
ストック時のポイント
保存食・非常食のストック時には、以下ポイントを参考に揃えていくのが望ましいですね。
・最低でも3日分
ライフライン復旧までに3日間かかると想定して用意しましょう
・温めなくても食べられるもの、お湯でなく水で食べられるもの
温める際に、火や水を必要としない、過度に消費しないもの、食べる際に口の中の水分を吸収してしまわないような物が望ましいです。
・温かくして食べるもの。火を使わなくても温められる発熱剤入り食品が尚良い
温かい物は、心身ともに充足感をもたらします。
・高栄養
炭水化物中心になりがちです。たん白質、脂質、カルシウム、ビタミンをカバーできるのり、食べる煮干し、ドライフルーツ、ナッツなどが望ましいです。
・調味料
食欲がないときも食べられるように、味付けできるもの。液だれの心配のない携帯できる醤油、塩、リキッドレモンなどを揃えましょう。
・おやつ
飴やガムは、口の中に含んでいると安心感が生まれ、気持ちに余裕がもてます。また、非常時に甘味は入手しにくいため、普段からよく食べている方は、保管しておきましょう。