乳の成分について
母乳と牛乳では栄養価に違いがあります。 乳のアレルゲンとなる主な成分は、カゼインと ホエイの中のβ‐ラクトグロブリンです。
牛乳を温めたときに張る膜の主成分がカゼインで、ヨーグルトなどで分離した上澄みの水分がホエイになります。
食品添加物のカゼインナトリウムは、カゼインを加工したもので、食品の安定化のために、お菓子やハム、アイスなど幅広く使用されています。
カゼインについては、牛乳には母乳の約7~10倍量が含まれており、β‐ラクトグロブリンは、母乳にはほとんど含まれていません。
成分量
単純に成分量だけを見ても違いますが、母乳のカゼインは、牛乳のカゼインとは内容が異なります。※1参照