プリザーブドフラワーでお手軽ギフト

プリザーブドフラワーでお手軽ギフト

フランス発の特殊な技術をもとに、生花のみずみずしさ、美しさをできるだけ長い期間楽しめるように作られた「プリザーブドフラワー」が今、日本でも話題になっています。“枯れない花”なので、ママ友パーティ用のお手軽なギフトにも最適! 今日はフラワーアーティストの桝田條江さんから、誰にでも簡単にできるプリザーブドフラワーのアレンジ術をうかがいました。

「プリザーブドフラワー」とは、最新の保存加工技術によって、お花の色合い・形・柔らかさを永年保つことができる、新しいタイプのお花です。ドライフラワーのようなパサパサ感がなく、しっとりとした仕上がりになります。

「色は染色していますので、自然界にない色合いを楽しむこともでき、軽くて扱いやすいのが特徴です」(桝田さん 以下同)

●プリザーブドフラワーのメリット

・ 生花のように水遣りの必要がなく、手間がかからない
・ 水のことを考えなくてよいのでいろいろなデザインができる
・ 花粉や匂いがないので食卓上の邪魔にならない
・ 花アレルギーの心配がない
・ しおれたり、茶色く朽ち果てることがない

色々な長所があるので、たとえばママ友のホームパーティにお呼ばれしたとき、簡単なプレゼントとして持って行くのにも◎。また、自宅でホームパーティを開くとき、人数分のお花をあらかじめ作って、飾っておき、帰り際にプレゼントするのもオススメですと桝田さん。

せっかくなので、桝田さんがオススメする、プリザーブドフラワーの基本的なアレンジ方法を教えてもらいました。お子さまと、工作気分で作ってみてはいかが?

STEP1:用意する物

まず、お店で売っているプリザーブドフラワー(今回使用するのは6個入りのバラ)と葉っぱと器(合計で3000円~4000円くらい)。ちなみに配色は、お花と器を同色系のグラデーションにしてみました。このほうが失敗は少ないと思われます。あとは、お花用ドライスポンジ(包丁で簡単に切れます)、ワイヤー(裸のものと色のコーティングをしているもの)、はさみ、木工用ボンド、これだけでOK!

STEP1:用意する物

STEP2:お花と器の準備

器にお花用ドライスポンジを入れます。サハラは長すぎないように。奥まで詰めると、お花が浮きません(下画像1)。次にお花をより大きく見せるため、指で花びらを開きます。デリケートな作業なので、花びらの付け根側を持ち、そっと一枚一枚丁寧に花びらを開くのがポイント(下画像2・3)

STEP2:お花と器の準備

<先生プロフィール>

プロフィール画像

桝田 條江(ますだ なおこ)

フラワーアーティスト。学生時代より海外に興味を持ち、旅行を繰り返すうち、ヨーロッパに咲く花の美しさに心を奪われ、想像以上に楽しく奥深い世界にはまり込む。JANE PACKER FLOWER SCHOOL日本校卒業後、同校にてアシスタントを経てインストラクターとなる。2010年に独立し『N.FLOS』を設立。「FLOWEROUS」をテーマに、花々の形・色・香り・癒し、すべての美しさを感じ楽しむ活動を展開中。主に都内有名レストランで、フラワーアレンジメントのレッスンを行っている。