自宅でお花に囲まれたママ友パーティ

自宅でお花に囲まれたママ友パーティ

仲が良いママ友たちを自宅に呼んでのホームパーティ。お掃除も済ませたし、ドリンクは持ち込みだし、料理だって仕込みは完ペキ…あとは約束の時間を待つだけ。その時間でお花を使って、パーティに“華やかさ”を添えてみませんか? 短時間で簡単にできちゃう、しかもリーズナブルなテーブルアレンジメントのコツを、フラワーアーティストの桝田條江さんから伝授していただきました。お子さんと一緒にアレコレ工夫してみてはいかがでしょう?

「ママ友を自宅に呼んでホームパーティを開催するとき…。まだ数時間余裕があるのなら、ぜひともチャレンジしてもらいたい“お花を使ったテーブルアレンジメント”をご紹介しましょう」(桝田さん 以下同)

桝田さんがオススメするのは、特殊な材料を一切使わなくて済む「ヴェイス(vase=花ビン)アレンジメント」。
一番簡単な「お花の単体で生ける」飾り付け、しかも、必要な物は花ビンとお花だけでOKです。

「お花のチョイスは、もちろん皆さんのお好きなものを。ただ、バラとかではなく、ひまわりやガーベラ、チューリップのように、茎の部分がひょろんと曲がっている品種を選ぶのがコツ。そのほうが飾ったときに花輪の方向が四方に散らばって、少ない本数でもゴージャスに見えます。ガーベラは一本100円ほどで、バラと比べて値段もお手頃ですしね」

お花を入れる器は、別に花ビンじゃなくても大丈夫だと桝田さん。シャンパンや海外ビールなどの空ビンを使ってみるのも楽しいかもしれません。

【手順】 STEP1:茎を適度な長さに切る

ひとつの器に2本刺す場合なら、長さを変えればコントラストをより表現できます。目安は、長いほうを器の高さの2倍あたり。切れ目を少々斜めにすれば、茎の吸水性が良くなります(下画像1)

STEP1:茎を適度な長さに切る

STEP2:口止めにセロテープ

器の口部分に花止めとしてセロハンテープを貼りましょう(下画像2)。こうすれば、お花が揺れ動かず、きちんと固定されます(下画像3)

<先生プロフィール>

プロフィール画像

桝田 條江(ますだ なおこ)

フラワーアーティスト。学生時代より海外に興味を持ち、旅行を繰り返すうち、ヨーロッパに咲く花の美しさに心を奪われ、想像以上に楽しく奥深い世界にはまり込む。JANE PACKER FLOWER SCHOOL日本校卒業後、同校にてアシスタントを経てインストラクターとなる。2010年に独立し『N.FLOS』を設立。「FLOWEROUS」をテーマに、花々の形・色・香り・癒し、すべての美しさを感じ楽しむ活動を展開中。主に都内有名レストランで、フラワーアレンジメントのレッスンを行っている。