「たとえば私は、ワインをプレゼントにするとき、口の部分にアレンジメントした一輪を添えたりします」(桝田さん 以下同)
お花選びのポイントは、あまり顔の長いものにしないこと。「ワインの口や紙袋などのワンポイントにする場合、チューリップやバラなどの、横から見て花びらの部分が長いお花はあまり向いていないかもしれません」と桝田さん。今回使用するガーベラやカーネーションのように、どちらかと言えば平べったいお花のほうが安定感は◎。
そして、お花の色のチョイスは皆さんのセンスで。
「ただ、一輪なので、男性の胸につけるブートニアのように鮮やかで派手な色ほうがポイントになりやすいとは思います」
では、さっそく「一輪アレンジメント」の手順をご紹介しましょう。
STEP1:用意する物

STEP2:お花にピアッシング
次はピアッシング。使うワイヤーの太さは、お花の頭の大きさによって変わります。ワイヤーだけを持ってみてくねっと曲がらないくらいの太さで。今回は、24番(直径約0.56mmx長さ45cm)のワイヤーを使用します。
ガーベラは「セミインターナル」という技法を使います。(下画像1)。こうするとワイヤーが抜けにくくなります。さらに、お花のお尻部分にワイヤーをもう1本刺して(下画像2)、曲げて、1本で残り2本をぐるぐる巻きにします(下画像3)
