プレゼントに一輪の花を添えてみよう

プレゼントに一輪の花を添えてみよう

ママ友からホームパーティのお誘い。大切なお友だちだから選りすぐりのプレゼントを…。そんなとき、たった一輪のお花を使うだけで、スペシャル感が断然アップするアレンジメントを、フラワーアーティストの桝田條江さんに教えてもらいました。
ちょっとした道具さえ揃えれば、必要なのはお花一輪だけなので、とてもリーズナブル。しかも簡単なひと工夫だけで、プレゼントの見た目グレードも倍増!

「たとえば私は、ワインをプレゼントにするとき、口の部分にアレンジメントした一輪を添えたりします」(桝田さん 以下同)

お花選びのポイントは、あまり顔の長いものにしないこと。「ワインの口や紙袋などのワンポイントにする場合、チューリップやバラなどの、横から見て花びらの部分が長いお花はあまり向いていないかもしれません」と桝田さん。今回使用するガーベラやカーネーションのように、どちらかと言えば平べったいお花のほうが安定感は◎。

そして、お花の色のチョイスは皆さんのセンスで。

「ただ、一輪なので、男性の胸につけるブートニアのように鮮やかで派手な色ほうがポイントになりやすいとは思います」

では、さっそく「一輪アレンジメント」の手順をご紹介しましょう。

STEP1:用意する物

お花・葉っぱ(なくても可)・ワイヤー(色つきでも裸状のものでもOK)・紙のテーピングリボン・はさみ(下画像)
STEP1:用意する物

STEP2:お花にピアッシング

まず、一輪をより美しく見せるために茎をバッサリ切ります。切り口は斜めではなく真っ直ぐに。

次はピアッシング。使うワイヤーの太さは、お花の頭の大きさによって変わります。ワイヤーだけを持ってみてくねっと曲がらないくらいの太さで。今回は、24番(直径約0.56mmx長さ45cm)のワイヤーを使用します。

ガーベラは「セミインターナル」という技法を使います。(下画像1)。こうするとワイヤーが抜けにくくなります。さらに、お花のお尻部分にワイヤーをもう1本刺して(下画像2)、曲げて、1本で残り2本をぐるぐる巻きにします(下画像3)

STEP2:お花にピアッシング

<先生プロフィール>

プロフィール画像

桝田 條江(ますだ なおこ)

フラワーアーティスト。学生時代より海外に興味を持ち、旅行を繰り返すうち、ヨーロッパに咲く花の美しさに心を奪われ、想像以上に楽しく奥深い世界にはまり込む。JANE PACKER FLOWER SCHOOL日本校卒業後、同校にてアシスタントを経てインストラクターとなる。2010年に独立し『N.FLOS』を設立。「FLOWEROUS」をテーマに、花々の形・色・香り・癒し、すべての美しさを感じ楽しむ活動を展開中。主に都内有名レストランで、フラワーアレンジメントのレッスンを行っている。