「茶葉の量、お湯の量、お湯の温度、抽出時間を意識すれば大丈夫です。お茶の種類によって、茶葉の量や湯の温度なども変わるので注意しましょう。また、一煎目、二煎目、三煎目と味の変化が楽しめるのも、日本茶の特徴ですよ」
こう話すのは、寛政2年創業、京都の老舗茶舗「福寿園」の広報・丹羽加代子さん。そこで、様々なお茶の淹れ方を聞いた。

●茶葉の量
玉露、かぶせ茶、煎茶、かりがね、ほうじ茶の場合は、ひとり分を大さじ1杯(3g)、玄米茶は大さじ山盛り1杯(4g)が目安。
●お湯の量
旨味を楽しむ玉露やかぶせ茶は、少量のお湯で長めに、ほうじ茶や玄米茶のように香りを楽しむお茶は、たっぷりのお湯で短めに抽出を。
玉露: 20~30ml
かぶせ茶:30~50ml
煎茶:60ml
ほうじ茶:130ml
玄米茶:130ml