おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

●動いている子どもを撮るときのコツは、距離感!

走り回る子どもの顔を撮るのって、とっても難しいですよね。実は、動く子どもを撮るときは、遠くからシャッターチャンスを狙うほうが、撮りやすいのだそう。

「動いているところを撮影するなら、引いて。表情を撮りたいときは、止まっているときに寄って撮るのがコツです」

動いている子どもに近づいて撮影しようとすると、子どもがフレームから外れてしまったり、ブレてしまったりします。

しかし、離れた距離からなら、カメラを少し動かせば、簡単に子どもの動きを追うことができます。

【上・距離が近い/下・ちょうどいい距離感】

おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

●連写で撮ろう

動いている子どもを撮ると、ピントがあわずに全体がボケてしまったり、ブレてしまったりすることも。子どもと追いかけっこをしながら撮影していたきょん♪さんに、動く子どもをきれいに撮る秘けつを教わりました。

「動きを撮るときは、連写で撮るのがオススメ。あとからベストの写真を選びましょう。動いているところを撮影すると、どうしてもブレたり、瞬きで目が閉じていることもあるので、連写にしておくと、そのうちの一枚はいい写真だったりします」

とにかく、たくさん取ることが大事、ときょん♪さん。

【連写】
連写で撮影した3枚のうち、ベストショットは真んなかのもの。風船で顔が隠れることなく、いきいきとした表情が写っている。

おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?
プロフィール画像

川野恭子(きょん♪)

写真家。神奈川県生まれ。Steidl Book Award Japan ノミネート。システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。執筆や講師、トークショー、広告撮影のほか、フォトツアーなど、多岐に渡り活動。横浜にて写真教室「Atelier photo*chocot 」を主宰。著書に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。