おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

●雨の日や、曇の日でもおそとで撮影できる

この日は、朝から大雨が降った日。ようやく雨がやんだ午後、曇り空の下で、おそとで遊ぶ子どもの写真を撮影しました。

実は、やわらかい雰囲気の写真を撮るには、光が強く、影が濃く出てしまう晴れの日よりも、曇りの日の方が適しているのだそう。

おそとで遊ぶ子どもの姿を可愛く撮る方法は?

また、雨の日であれば、レイングッズに身を包んでおそとで遊ぶ子どもを、室内から撮影するのもオススメときょん♪さんはいいます。傘や長靴はカラフルで可愛いものが多いので、子どものゴキゲンに。写真に残しておきたいシチュエーションですよね。

逆に、晴れた日であれば、木陰で撮影するとやわらかい写真になるそうです。

写真家きょん♪さんから教えていただいたコツやテクニックの数々は、どれもすぐに取り入れられる技。みなさんも、きょん♪さん直伝のテクニックで、素敵な写真を撮ってください!

●フォトブックのススメ

写真は、スマホやカメラにデータとして保存しているだけではもったいない。これまでの成長記録として眺めたり、プリントして誰かに見せたり、フォトブックにしてプレゼントしたり…写真には様々な楽しみ方があります。

きょん♪さんから教わったテクニックを使って、フォトブックを作ってみてはいかがでしょうか?

フォトブックに使う写真は、すべてがホームラン級の良い写真である必要はなく、例えば運動会が終わって、帰ってきた後の泥だらけの運動靴だとか、お弁当のような脇役的な写真がドラマを作るのだそう。

「子どもの写真だけでなく、子どもの周りのアイテムにも注目してみてください」と、きょん♪さん。イベント当日だけでなく、イベントの前も撮影しておくと、フォトブックを作る楽しみが一層ふくらみますね!
(文・大熊マナミ)

プロフィール画像

川野恭子(きょん♪)

写真家。神奈川県生まれ。Steidl Book Award Japan ノミネート。システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。執筆や講師、トークショー、広告撮影のほか、フォトツアーなど、多岐に渡り活動。横浜にて写真教室「Atelier photo*chocot 」を主宰。著書に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。