いくらかけている? 子ども服リアル金銭事情

いくらかけている? 子ども服リアル金銭事情

街行く子どもたちをみると、オシャレなファッションに身を包んでいる姿が目につく。実際のところ、子育て中のママたちはどのくらいのお金を子ども服にかけているのだろうか? ママテナでアンケートを行い、子ども服に関する金銭事情をリサーチしてみることにした。

●子ども服の月の平均金額は、5000円未満が約8割!

283人のママに「子ども服に使っている月の平均金額」を尋ねたところ、一番多かったのは「1000円以上3000円未満」(37.1%)。次点はそれより少々高額な「3000円以上5000円未満」(31.1%)だった。「1000円未満」は12.4%で、全体の約8割は子ども服を月平均予算5000円未満でやりくりしているようだ。

しかしその一方で、「5000円以上」という人の割合は19.5%。そのうち「1万円以上」と答えた人は6%だった。

ワンピース

●ママ友目線で支持されるのは“やや高級品”ファッション

予算から購入できる子ども服の金額がある程度は決まってくるが、ママ友目線で「他人の子どもの着ている服で、付き合いやすいと思うブランドの線引き」はあるのだろうか?

聞いてみたところ、もっとも多かった回答は「子どもの着ている服で線引きはしない」(53.7%)だった。しかし、残りの半数近くは何らかの線引きをしていることになる。その内訳を見てみよう。

1位 1着2000円前後のやや高級品(ベビーGAPクラス)…22.6%
2位 1着1000円前後のファストファッション(ユニクロ、無印良品クラス)…17.0%
3位 1着1000円以下の激安ファッション(西松屋クラス)…5.3%
4位 1着3000円以上の高級品(ファミリア、バーバリークラス)…1.4%

一番支持を集めたのは、ファストファッションクラスでも西松屋クラスでもなく、2000円前後の“やや高級品”クラス。あまり安物ばかり着ていると、知らぬまに「価値観が違う」なんて思われている可能性もあるのかもしれない。

着替える男の子