もはや同居人状態!?「夫婦時間ゼロ」の子育て夫婦は約半数! 

もはや同居人状態!?「夫婦時間ゼロ」の子育て夫婦は約半数! 

●専業主婦に求められるのは、夫の生活スタイルに合わせる配慮

さらに今回の調査では「夫婦関係が円満になるために夫婦だけの時間は必要だと思いますか?」と、質問を投げかけてみた。結果は、「はい」と答えた人が70.7%も。やはり「子育て」ならぬ「夫婦育て」として夫婦だけの時間の必要性を感じている人は多いのだ。

「夫婦の良好な関係性を保つためには、夫婦だけの時間やコミュニケーションは必要です。そのためには、夫の帰宅時間まで寝ないで待ったり、食事を一緒に食べたりするといった生活スタイルに合わせる配慮が求められます。ただ、兼業で仕事を持っている場合は、夫にも協力を仰ぐ必要がありますね。うまく育児の役割分担をして時間をつくってください」

こうアドバイスをするのは、夫婦修復カウンセラーとして活躍する鈴木あけみさん。

子どもが小さいうちは育児に追われ、いくら専業といっても夫の生活スタイルに合わせるのは大変かもしれない。でも、大変だからといってないがしろにしていると、夫婦関係が壊れるキッカケになってしまう。その危機感はつねに持っておいたほうがよさそうだ
(高山惠+ノオト)

お話をお聞きした人

プロフィール画像

鈴木あけみ

オフィスベル 夫婦・離婚問題相談室代表

夫婦修復カウンセラー協会会長。20年以上カウンセリングに携わってきた。市民グループ離婚問題相談の会・キュア代表。 「シングルマザーにならないで!」「STOP離婚!」が信条。