●「通報されるかも」と心配に…子どものかんしゃくに悩む日々
モンズースーさんが、子育てを始めてからずっと悩んでいたのは、「子どものかんしゃく」だった。上の子どもはとにかくかんしゃくが強く、とても苦労したとか。かんしゃくが始まるとうまく切り替えができず、1時間引きずることはよくあり、長い時は一晩中続くこともあったそうだ。そのため、かんしゃくを起こさないようにすることが大切で、生活もそのことを第一にしていたのだという。
「かんしゃくというのは理由があって起きるもの。泣かれてしまうとどうしようもないので、うまく切り替えることが必要でした。とはいえ、危険なことはやらせてはいけないし、収まりがつかないことも…。あまりの泣き声に『周囲から虐待で通報されるのではないか』と思ってしまうこともありました。自分はかんしゃくに慣れていますが、『周りの人たちは大丈夫かな?』と心配になり、外出することもできませんでした」(モンズースーさん 以下同)

●パニックになったら楽しいことをする
かんしゃくがひどかったとき、モンズースーさんはどうやって子どもを、そして自分を落ち着かせていたのだろうか。
「もしも子どもがパニック状態になったら、とにかく落ち着かせますが、一方で、私自身も落ち着かなくなることがあるんです。そういうときは、やらなければいけないことがあっても一旦やめて、楽しいことをするように心がけています」
楽しいことといっても、「豪遊する」わけではない。ちょっと遊びに行ったり、子どもと一緒に思いきりお菓子を食べたり、ご飯を作らず近所でお弁当を買って済ませたり…。そんな1000円くらいの、”ちょっとした贅沢”をする。「自分自身を落ち着かせるために楽しいことをする」というのは、子育て中のママみんなに使えるテクニックかもしれない。