子どもの集中力を鍛える「7つのコツ」

子どもの集中力を鍛える「7つのコツ」

“うちの子、大好きなテレビゲームは何時間でも集中してやるのに、なんで勉強は集中してくれないのかしら”…そんな悩みを持つ親御さんも多いのでは? そんなわが子の集中力を鍛える方法はあるのでしょうか? 教育評論家の親野智可等先生にそのコツを伺いました。

●子どもの集中力は、合理的な工夫で鍛えることができる!

「大好きなことなら集中できるのに、なかなか興味のないことには集中できないのが子どもですね。そういう場合、親御さんが“集中しなさい! なんで集中できないの!”と叱っても、集中するかと言えば余計に子どもはやる気をなくすだけで逆効果です。こういう場合は、親が“合理的な工夫”をすることで集中力を鍛えることが可能です」(親野先生 以下同)

子どもの集中力を鍛える7つのコツ

その合理的な工夫とは?

(1)モチベーション

「具体的な目的意識を持っていれば、勉強にも集中できるのです。それは、例えばテストで100点取りたい! といった直近の目的でもいいですし、“宇宙飛行士になりたい!”歴史博士になりたい”といった、将来の夢でもいいんです。とにかく、目的意識を持たせることが、目の前のことへの集中力を自然に高めることにつながります」

お話しを伺った人

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親野智可等(おやの・ちから)

教育評論家

長年の教師経験をもとに著書やメルマガで勉強法や子育て法を提案。全国各地の小・中学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気。講演依頼とメルマガ登録は「親力」で検索してウェブサイトから。