【疲れているとき】
夫…黙ってほしい
妻…気づいてほしい
夫が疲れているとき、どんな対応をしているだろうか?
「夫は、疲れているときや落ち込んでいるときに、できるだけ誰とも口をききたくないと思うようです。ムスっとしていたり、素っ気ない態度だったり、妻も話しかけづらいですよね。男性は自分の心の状態を言葉で表すことがそもそも苦手で、そのときの気分次第では、話すことが面倒と感じてしまいます。つまり、夫の本音は“疲れているときには、そっと優しく見守ってほしい”のです。一方の妻は、自分が疲れているとき、落ち込んでいるときに、いち早く気づいて『どうしたの?』『何かあったの?』と、声をかけてもらいたいのです」
「わかる~!」と、思ってしまった人も多いのでは? こんなとき、対応のポイントとは?
「妻は、夫が“疲れているな”と感じたときは、できるだけそっと見守りましょう。もし、夫に話しを聞いてもらいたいときは、話しかけるタイミングが重要です。いきなり話しかけるのではなく、夫がリラックスしているタイミングを見計らって、『ちょっと話したいことがあるんだけど、いま大丈夫』?と、まずは夫に聞いてからにするなど、“聞く態勢”を整えてもらいましょう」
一方、夫は疲れていてしばらくそっとしてほしいときに、黙ってムスっとしているのは妻の不安を煽るだけなので気を付けましょう。
「疲れているときは、夫は妻に『今日は疲れたから少し放っておいてね』と伝えておくのがいいでしょう。事情がわかることで、妻も安心できるからです。ただし、妻が疲れているときに放っておくのはNG。すかさず気遣いの言葉をかけてあげるのを忘れずに!」
このように、夫婦円満の秘訣は、まず相手を知ること、そして思いやりを持つこと。ぜひ、今日から心がけてみてください!
(構成・文/横田裕美子)
