年賀状を受け取ったらできる限り返信を出す
人によっては年賀状を面倒と感じる人もいて、年賀状を受け取っても返信を出さない人もいます。しかし、これはNG。
「年賀状をいただいたにも関わらず、返信を出さないことは、よほどの理由がない限り、やはり失礼にあたると感じます。人としてのマナーや礼儀の観点ではなにかしらのアクションを返しましょう。はがきでのご挨拶が難しいようなら、個人的には電話やメールといったツールを活用してもよいと思います。大切なのは相手に気持ちを伝えることです」(森さん、以下同)
また、自分からは送っていない相手から年賀状をもらうケースも多々あるものですが、返信を書く際に「書き忘れた」につながる表現は、相手に失礼になる場合もあるので注意が必要。森さんによると、以下のような文章を使用するといいそうです。
【例文】
・新年のご挨拶が遅れてしまい大変失礼いたしました。
・早々の年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
・ご丁寧な年賀状をありがとうございました。新年のご挨拶が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

年賀状として返信を出せるのは1月7日まで
年賀状の返信を出すタイミングによっては、寒中見舞いに切り替えなければなりません。具体的には…。
「一般的に年賀状は『松の内』といわれる1月7日までに出すのが望ましいと思われます。寒中見舞いは1月5日の小寒から立春までに送ることができますので、それ以降は寒中見舞いとして出したほうがよいでしょう」
正月三が日に年賀状を受け取り、すぐに返信を出せるようであれば年賀状として、少し時間がかかりそうなら寒中見舞いとして投函したほうがよさそうです。