4歳は心身ともに成長する時期!しっかりと理解して成長をサポートしよう

4歳は心身ともに成長する時期!しっかりと理解して成長をサポートしよう

4歳児が心身ともに成長するために

子どもが心身ともに成長するためには、環境を整えてあげることが大切です。生活習慣や習い事など、ママの視点から成長をサポートしてあげましょう。

生活習慣を整えよう

4歳児の生活習慣で大切なのは、バランスの良い食事、規則正しい睡眠、他の人への挨拶などです。1つひとつについて詳しく紹介します。

食事

4歳になると活動量が増えてくるので、多くのエネルギーを必要とするようになります。一方で好き嫌いが際立つ子もいます。好きなものだけ食べようとしたり、他のことに集中して食事が進まなかったりする場合は、たとえば下記をトライしてみましょう。
・苦手なものを食べたら褒めること
・食事に集中する環境を作ること
・おやつを工夫すること

食事のルールなど、食べ方の基本についてもこのとき教えてあげると、早い段階でこれらの習慣を身につけることが出来ます。

睡眠時間

4歳は11〜12時間の睡眠時間が必要と言われています。成長ホルモンは21〜23時の間に最も分泌されると言われているので、21時頃までには眠りにつくのが理想です。もし、夜に寝るのが遅い子は、朝起きるのを早くすると効果的です。

挨拶

関わる人が増えると、社会的なルールを知ることも必要になります。幼稚園の先生に挨拶をするなど、基本的なことを教えてあげましょう。挨拶が出来たら褒めてあげてくださいね。恥ずかしがってなかなか挨拶をしない子もいますが、一度褒めてあげれば、次は褒められたくて挨拶をするようになりますよ。

習い事を検討してみよう

4歳は、習い事を始める子どもが多い時期です。興味があることにトライさせてあげることで、達成感や自信を感じることが出来ます。もちろん何か習わせなければならないわけではありませんが、習い事を通してさまざまな世界に触れることで、個性を伸ばすことにつながるでしょう。

こんな習い事がおすすめ!

体を使った習い事には例えば水泳があります。水泳は基礎体力がつくスポーツですので、活動量が増えるこの時期にはピッタリの習い事です。また、最近は英語を習う子も多いです。ただ覚えるのではなく、英語は楽しいものだと感じてもらうことが大切ですよ。そろばんや習字なども、定番の習い事です。大切なのは、子どもが興味のあることをやらせてあげることです。もちろん送り迎えが必要になりますので、何を習わせてあげるかはママや旦那さんの生活リズムを考えて決めましょう。金銭的な負担もありますので、経済状況もしっかり確認してくださいね。

ママはこんなことで悩んでいる!

ここまで4歳の子どもについてまとめてきましたが、ここではママのお悩みについてまとめました。ママにはたくさんの悩みがありますよね。先輩ママたちも通ってきた道を知ることで、自分の子育てに活かしてみてください。

よくあるお悩みパターン

まずはよくあるお悩みパターンから見ていきましょう。

おむつが取れない

なかなかオムツが取れないという悩みを持っているママも多いのではないでしょうか。4歳はまだまだ成長にばらつきがある時期。焦らずに、子どものペースに合わせていきましょう。オムツがとれるのが遅くなった分、普通のパンツでの失敗が少なくなるというメリットもあります。

口答えされる

反抗期に入ると、口答えなど、言葉を使った反抗をするようになります。そんなときは、適当な返事や嘘でごまかすのではなく、「どうして嫌なの?」と理由を聞いてあげることが大切です。言葉遣いが大人びていても、まだまだ4歳。ママが丁寧に接してあげることが大事なのです。一方で叫んだり暴れたりして反抗するときは、言葉で伝えても聞いてもらえないことがあります。そうなったら、落ち着くまで待ってあげることが大切です。体力と忍耐がいることですが、親が怒ってしまっては逆効果です。根気よく待ってあげましょう。

しつけが難しい

しつけが難しいと感じる人も多いと思います。特に4歳は自分の主張をできるようになってきていますから、嫌なことは言葉巧みに逃れようとします。そんなときは、一呼吸置いて冷静に対応してあげましょう。子どもの頃に言われたことは、大きくなっても覚えているものです。しつけの一環として、家のルールを決めるのも効果的です。例えば「ゲームは1日30分まで」など。ここで大切なのは、ルールは守り続けることです。ルールを守れたら褒めてあげることで、「悪い行動を叱る」から「良い行動を褒める」に変えてあげます。褒めてあげることで自己肯定感が養われ、自信を持つことにもつながりますよ。3歳児神話と呼ばれる、「母親は3歳までは育児に専念しなければ子どもに悪影響を及ぼす」という説がありますが、これは合理的根拠がないとして否定されています。もし共働きなどで一緒にいる時間が少なくなってしまうときはご両親に相談するなどして工夫してみてください。

子どもとの接し方はどうすればいい?

子どもとの接し方について悩んでいるママも多いですよね。成長する姿を見るのは嬉しいですが、時にはイライラしてちょっと強く言ってしまい、あとで後悔することもあるのではないでしょうか。

怒る前に一呼吸

言葉が巧みになり、親がイライラするようなことをしたり言ったりするようになります。そうなっても、感情的に怒るのではなく、一呼吸置いて対応してあげましょう。一方的に怒られると、子どもは萎縮してしまいます。

話はしっかり聞いてあげる

忙しいかもしれませんが、話は聞いてあげるようにしましょう。話を遮られたり聞き流されたりすると、子どもは「受け入れられていない」と感じてしまいます。

自分でやろうとする気持ちを尊重する

4歳は自分で色々なことをやりたくなる時期です。上手くいかなくて泣いてしまうこともありますが、まずは「自分でやろうとした気持ち」を褒めてあげてください。そうすれば、次も頑張ろうと思ってくれます。頭ごなしに叱ってしまうと、怒られたくない気持ちで嘘をついてしまうようになります。結果ではなく気持ちを評価してあげてください。

ポジティブな言い回しをする

親の思考スタイルは子どもにも少なからず影響します。ネガティブ発言が多いと、子どももマイナス思考になってしまうことがあります。言い回しを少し変えて、ポジティブ発言をするだけでも効果的です。普段から子どもに見られていることを意識してみてください。

プレゼントは何をあげればいい?

最後に、プレゼントについてまとめました。4歳になった我が子に、何をあげようか悩んでいるママもいるのではないでしょうか。子どもが喜び、なおかつ成長も出来るようなプレゼントがおすすめですよ。

自転車

4歳になると、難しい動きができるようになります。多くの子どもが自転車の練習をしだすのがこの時期です。もし自転車が難しければ、ストライダーというペダルのない自転車のような乗り物もあります。子どもの成長に合わせて、検討してみてください。

知育玩具

子どもの成長が刺激される、知育玩具もプレゼントとして人気です。中には大人もついのめり込んでしまうような知育玩具もありますので、家族みんなで盛り上がれるおもちゃを選ぶと、スキンシップも増えて楽しい時間を過ごすことが出来ます。

絵本

絵本は、心の成長を促してくれます。ママが心をこめて読んであげれば、物語にのめり込むこと間違いなし。様々な工夫をこらした仕掛けがある絵本もたくさんあるので、本屋さんに行って子どもと一緒に選んでみてもいいかもしれませんね。