美しい人は食べている!?「ビーツ」の美!の秘密…

美しい人は食べている!?「ビーツ」の美!の秘密…

「ビーツ」を目にしたことはあるけれど、自分にはハードルが高い…と使ったことがないという方も多いのでは?そんな美の野菜「ビーツ」について、奇跡と言われる栄養素から食べ方までお伝えします。今が旬の「ビーツ」で美味しく美しくなりましょう。

美しい人と「ビーツ」の関係って!? その前に…「ビーツ」の自己紹介を!!

ビーツは、原産地が地中海沿岸の野菜です。見た目は、赤カブに似ていますが、ほうれん草と同じ、アカザ科フダンソウ属の根菜類です。砂糖の原料ともなる、甜菜(てんさい)と同じ仲間なので、ショ糖がたくさん含まれており、根菜の中ではかなりの甘さを持っているのも特徴的です。

日本では「ビーツ」と呼ばれていますが、他にも、「テーブルビート」「レッドビート」「ビートルート」「ウズマキダイコン」、和名では「火焔菜(かえんさい)」と様々な呼び方があります。

ビーツを使った料理で代表的なものは、ロシア料理の「ボルシチ」が有名です。ボルシチの赤色は、ビーツの赤!ボルシチには、欠かせない食材でもあるんです。

そんなビーツの旬と言えば、ちょうど今!
国内では6~7月・11~12月の年に2回の旬があり、今がちょうど旬の時期なんです。

旬の今ならスーパーでも、「生」のビーツが手に入りやすく、一番栄養も詰まっているオススメの時期です。「生」ビーツの美味しい失敗しない選び方は、直径7~8cmで皮に凹凸がなく、丸いものを選ぶといいでしょう。

美しい人は食べている!?「ビーツ」の美!の秘密…

「ビーツ」が秘める、美しくなる栄養って?

それでは、お待ちかねのビーツが持つ美しさの秘密をご紹介します。
ビーツには、
ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ナイアシン
ビオチン
葉酸
ビタミンC
食物繊維
カリウム
リン
マグネシウム
ナトリウム
カルシウム

と、『飲む輸血』とも言われるほどの美しさを作る栄養がたっぷり詰まってます。中でも美の秘訣の栄養素を7つご紹介します。

(1)カリウム
余分な塩分を尿として排出してくれるので、むくみや高血圧の予防に期待できます。

(2)葉酸
胎児の発育に欠かせない栄養素で妊活中や妊娠中の女性にオススメです。

(3)NO(一酸化窒素)
究極の老化防止成分として、最近注目されている栄養素。血液の流れを良くして代謝を上げる効果が期待でき、ダイエットにも効果的です。血流を良くすることで血液中の酸素が増え、疲労回復、筋肉増強、筋力アップとアスリートにも今、注目されているとか。さらに、血液の流れを良くして血管自体の筋肉を柔らかくしなやかにすることで、心筋梗塞や脳卒中の原因となる血栓の予防にも期待されています。

(4)ベタシアニン
ビーツの特徴である赤い色素成分で、ポリフェノールの一種です。強い抗酸化力があって、アンチエイジングに効果的。ガン予防や動脈硬化予防につながると言われています。

(5)ベタイン
肝臓の機能を高めて肝臓の脂肪蓄積を抑え、脂肪肝や肝硬変の予防に期待できます。

(6)食物繊維
豊富な食物繊維が、腸内環境を整えます。老廃物やコレステロールを体外に排泄する働きが期待できます。

(7)ビタミンC
コラーゲンの生成に大切な栄養素で抗酸化作用もあるので、アンチエイジングも期待できます。

食べれば食べるほど美しくなれる!?そんなビーツの秘密、お分かりいただきましたか?これは、食べない手はないですよね。

美しい人は食べている!?「ビーツ」の美!の秘密…

この記事を書いた人

あかり

日本ビューティーフード協会

薬剤師、日本ビューティーフード協会ビューティーフードマイスター。半年で-10キロのダイエットに成功した経験をもとに、「ガマンしない・美味しく食べる・ココロもカラダも綺麗になる」を提案している。

この記事を監修した人

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日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙

体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。