幼児の習い事に英語は早すぎる?効果的なタイミングとは

幼児の習い事に英語は早すぎる?効果的なタイミングとは

英会話教室ってどんなところ?選び方は?

英会話教室に通うと「日常会話としての英語」に触れあえます。コミュニケーションをとりながら英語を学ぶことで、1人で学習するよりも実践的で「楽しい」と感じやすい点も魅力です。

英会話教室を選ぶときは「教室や先生の雰囲気」や「目標にあう授業を受けられるかどうか」に注目してみましょう。

先生や教室の雰囲気をチェック

英語を習いたての子どもにとって、ネイティブの講師とのやり取りは緊張感が生まれてしまうことがあります。親がよいと思う教室を見つけても、子どもに通う気がなければ続きません。

ネイティブの英語に触れることは英語学習にとって大切なことですが、習いたてのうちは「楽しめる雰囲気」のほうが重要です。子どもが楽しんで通えそうな明るい雰囲気の教室や先生を選ぶとよいでしょう。

また、教材にキャラクターが使われていたり、カラフルで目を引くものだったりすると子どもは興味を示しやすくなります。

目標にあった授業が受けられるか

「通えば覚えるだろうと近所の英会話教室に通わせたものの、なんとなく通っていただけで英語が身についていなかった」というケースは珍しくありません。

英会話教室を選ぶときは、目標にあった授業を受けられるかどうかを確認することも、ポイントのひとつです。

英語を習わせる目標が「英会話ができるようになること」であれば、一般的な英会話ができることを目的としている教室がよいでしょう。

中学受験に向けているのであれば「日本英語検定Jr.」や「JET(ジュニアイングリッシュテスト)」など、小学生向けの英語資格取得を目標としている教室が向いています。

さらに、目標を達成するために子どもの進捗度にあわせた教え方をしてくれるかどうか、フォロー制度なども確認しておくことが賢明です。

月謝のほかに教材費などの費用がかかる

英会話教室に通うときは、かかる費用もチェックしておきましょう。月ごとの「レッスン料」は、子どもの年齢や一緒に学ぶ人数、先生が日本人か外国人かなどで変わってきます。

幼児クラスの場合は、週1回・40~60分の授業のレッスン料となっていることが多いでしょう。ほかの子どもと一緒のグループレッスンのほうが比較的安価で、マンツーマンで授業を受けられる個別レッスンのほうが高めに設定されています。

教科書やスクールバッグなどの「教材費」は、年間で1~3万円くらいが相場です。教室によっては、数万円する教材を一括で購入するところもあるでしょう。勉強する内容によって、必要となる教材も異なります。

「入学金」も必要です。数千円~数万円まで教室によって違いますが、時期によっては半額や全額無料キャンペーンが実施されています。「web申し込み限定割引」や「友だちの紹介」など、適用条件は様々です。

学べる場所は英会話教室だけじゃない

英語を学ぶ場所といえば英会話教室が一般的でしたが、近年では違った形の英語学習の場所があります。

楽しみながら学びたい子どもにおすすめの「ホビングリッシュ」と、自宅にいながら英語を学べる「オンライン英会話」を紹介します

新しい英語の学び方 ホビングリッシュ

ホビングリッシュは「趣味(ホビー)」と「(英語(イングリッシュ)」をあわせた、新しい英語の学び方です。

サッカーや野球などのスポーツ・お絵描きや粘土細工などのアート・体を動かしながら楽しむダンスなど、子どもたちが夢中になれる趣味と一緒に英語を学べます。

英語と一緒に体を動かす趣味を楽しむことで、体力やコミュニケーション能力、自己表現力なども育てられるでしょう。

「自分の気持ちを言葉にしたい」と思ったときに英語を使えば、実践的な力が身につきます。趣味を楽しみながら学べることで、英語に対する苦手意識をもちにくいこともメリットです。

手軽に始めるならオンライン英会話

小さな子どもが英会話教室に通うためには、送り迎えは必須です。忙しいママのなかには、送り迎えの時間を確保することが難しい人もいるでしょう。

オンライン英会話であれば、パソコンやスマートフォンさえあれば自宅でレッスンを受けることが可能です。授業のタイミングが固定の英会話教室と違い、好きなタイミングで授業を受けられます。

英会話教室と比べると、月謝が安価なことも魅力です。安いところであれば月数千円でレッスンを受けられます。基本的にはマンツーマン授業のため、会話をするように授業を楽しめるでしょう。

もちろん、習熟度にあわせて一緒に歌を歌ったり講師が示した絵カードを見て単語を覚えたりなど、基本的なところから教えてもらえます。