遊びながら勉強できるボードゲーム

地理や算数など「勉強にもなるゲームを選びたい」と考えるなら、図形や地図を使ったゲームがぴったりです。遊びのなかで、自然と国の名前や図形の種類を覚えられます。
大人もハマる理系カルタ「トポロメモリー」
数学のひとつである「トポロジー」というルールに沿って、同じ分類になるカードを見つけていくゲームです。カードの図柄を見ながら行う「難しい神経衰弱」をイメージしましょう。
たとえばドーナツ型とコーヒーカップの絵柄は、トポロジー的には「仲間」です。ドーナツ柄には真ん中に穴があり、コーヒーカップも持ち手部分に穴があります。形に共通性があるかを見極めるゲームです。
裏向けにしたカードの束から1枚ずつめくり、同じ仲間のカードがあれば早いもの勝ちで押さえます。どのカードが仲間になるのか、図形とトポロジーの考え方を直感的に判断しましょう。
地理の学習に最適なすごろく「世界一周ゲーム」
元々1930年に発売された歴史の長いゲームですが、2018年にドイツでリメイクされ新しくなっています。日本で遊べるものは日本語版のため、言葉の心配はありません。
世界地図上にある目的地の都市を効率よく周るゲームです。1人9枚ずつ、都市の名前が付いたカードが配られます。1枚をスタート地点に決めたら、残りの8枚に載っている都市をすごろくを進めるように巡りましょう。
最終目標は、同じ場所に戻ることです。旅行気分でボードゲームを楽しみましょう。遊びながら地理を勉強でき、世界の国に興味がわいてきます。世界の国を覚えたいときにも役立つでしょう。
まとめ
ボードゲームは今も昔も変わらず、子どもが楽しめるおもちゃです。コントローラーで操作するゲームとは異なり、直接自分の手で動かすリアリティも新鮮に感じます。
家族で楽しめるボードゲームは、勉強にもつながるツールです。ルールを守ることや図形を覚えることなど、ゲームを通して様々なことが学べるでしょう。
