赤ちゃんのいる部屋に引き戸ロックは必要?

ちょっと目を離した隙に、赤ちゃんが引き戸を開けて外に出ようとしていたという経験はありませんか?目が離せない赤ちゃんには、部屋や戸棚に引き戸ロックを付けると安心感が違います。
怪我やいたずらが防止できる
赤ちゃんが伝い歩きをし始めると、引き戸を開けて外に出てしまうケースがあります。ママが気付かなかった場合、ベランダや階段から転落するなど思わぬ事故が起こる危険性もゼロではありません。
「引き戸ロック」は引き戸の可動を制御するアイテムです。戸と戸の間にはめ込むタイプから、ベルトで固定するタイプまで様々な種類があります。
引き戸ロックを設置すれば赤ちゃんの身を守ることにつながります。指を挟む怪我やいたずらによる誤飲事故も防げるでしょう。
子どもの事故防止支援サイト〜子どもに安全をプレゼント〜|国立保健医療科学院
猫や犬がいる家庭にもおすすめ
横にスライドさせるだけの引き戸は、赤ちゃんだけでなく猫や犬でも簡単に開けられます。
猫や犬がいる家庭では、主人の留守中に引き戸を開けてしまったり、棚の食べ物を食い散らしたりというトラブルを1度は経験しているのではないでしょうか?
引き戸ロックは、網戸・押し入れ・食器棚などあらゆる場所に取り付けが可能で、猫や犬の脱走やいたずら防止にも重宝します。
網戸にロックを付ければ、夏は窓を開けっぱなしにしておけるでしょう。
引き戸ロックの選び方のポイント

引き戸ロックにはいくつかの種類があります。設置する戸のタイプや場所・取り付け方によって適した物が変わるため、購入前に確認しましょう。
設置場所を確認する
引き戸ロックが使えるのは、溝やレール上を滑らせて開閉する「引き戸」が基本ですが、開き戸や引き出しに設置できるマルチなタイプもあります。
まずは、引き戸ロックを設置する場所と必要な個数を確認しましょう。
特に、お風呂・台所・階段・ベランダに通じる引き戸にはロックが欠かせません。赤ちゃんの手が届きそうな棚や窓にも取り付けを検討しましょう。
ロックを引き戸のどの位置に取り付けるかはアイテムによって異なります。基本的には戸の内側、赤ちゃんの手が届かない位置です。
取り付け方法を確認する
粘着テープを使う・ネジで固定する・戸の隙間に挟むなど、引き戸ストッパーの取り付け方法は商品によって様々です。
賃貸住宅ではネジ穴を開けられないため、ネジで固定するタイプ以外の物がよいでしょう。
粘着テープのなかには、塗装が剥げてしまうほど粘着力が強い物もあります。塗装の剥がれが心配な場合は、貼って剥がせるタイプのマスキングテープを下地に貼っておくか、隙間に挟むだけの簡易ロックを使いましょう。
