正直言って義両親が苦手。イライラせず上手く付き合う方法はある?

正直言って義両親が苦手。イライラせず上手く付き合う方法はある?

どうしても会いたくないときは?

年末年始や帰省シーズンはもちろん、何もないときでも義実家から呼び出されるという人もいるかもしれません。また、ときにはどうしても会いたくないと思うこともあるでしょう。

義両親と会うことを避けたいとき、どのような対処をすれば角が立たず、スムーズに受け入れられるかを紹介します。

仕事を理由にする

仕事は、義実家からの呼び出しを断る強力な口実です。

あらかじめ義実家に訪問する予定日に仕事を入れておき、日が近づいてきたら仕事の存在を伝えましょう。事前に言うと文句を言われそうであれば、前日や当日に仕事の存在を明かし、あたかも急な仕事であるように演出します。

仕事には職場の人はもちろん、クライアントなど多くの人が関わっているものです。周囲の人に迷惑をかけてまで義実家にくるようにとは、義両親もなかなか言えないでしょう。

体調不良を理由にする

体調不良による予定変更も、すんなり受け入れられることが多い理由のひとつです。本人が体調不良だといっている以上、仮病を疑ってしまえば立場が悪くなることは明白です。周囲から冷血な人だと思われかねません。

とはいえ、急な体調不良は違和感があるため、前日から夫に体調が崩れ始めていることをそれとなくアピールしておきましょう。

また、毎回体調不良を理由に義実家を拒んでいると、さすがに不審に思われます。「体調不良」を乱用することは避けた方が無難です。

夫、または夫と子どもだけで行かせる

妻の自分は義実家に行かず、夫や子どもだけを義実家に向かわせるという方法もよい手段です。なぜなら、義両親は実の息子やかわいい孫に会いたくて帰省を促していることがほとんどだからです。妻が一緒でなくてもある程度満足してくれます。

夫と子どもは、義実家でも気兼ねなく過ごせるため、皆が気分よく過ごせるよい方法です。ただし、一緒に行かない場合でも妻としてフォローを入れることは忘れないようにしましょう。手土産を用意し、普段義実家にお世話になっていることへの感謝を伝えるのです。

義両親でも介護をしないといけない?

結婚するとほとんどの家庭で避けて通れない話題といえば、介護に関する問題でしょう。とくに、義両親とあまりよい関係を築けていない場合は、介護に対してあまり気が進まないのも当然です。

そもそも、結婚し妻となれば、義両親の介護をする義務は発生するのでしょうか?ここではっきり確認しておきましょう。

妻に介護の義務はなし

妻が夫の親の介護をしなければならないと法律で決められているわけではありません。民法上では、直系血族と兄弟姉妹はお互いに扶養する義務がありますが、ここに配偶者は含まれないのです。

とはいえ、夫婦の間にはお互いに助け合う義務があります。夫が自分自身の親兄弟を支援することに対しては、妻が間接的にフォローする必要があるのです。

あたかも妻が全面的に義両親の世話をしなければならない、というような認識が義実家や夫にあるようであれば、きちんと線引きをしておいた方がよいでしょう。介護を妻だけに丸投げする家庭は、妻のストレスがどんどん膨らんでいくことになります。

様々な選択肢がある

夫婦だけで介護するばかりが方法ではありません。現代では介護に関する様々なサービスがあるため、負担を軽減するためにも積極的に活用しましょう。

義両親が家に留まるのであれば、訪問介護・訪問介護・定期巡回など、プロのヘルパーが自宅訪問して介護を行うサービスがおすすめです。

自宅での介護が難しい場合は、専用の施設で1日面倒を見てくれるデイサービスを利用する方法もあります。自宅と施設間を移動する送迎バスを用意しているところも多く、送り迎えの心配もありません。

自宅での介護も通いでの介護も難しい場合は、介護サービス付きの老人ホームに移り住むという方法も検討しましょう。24時間プロの介護士が対応してくれます。家族は定期的に様子を見に行けるため、適度な距離感で関われます。