子育て中に抱える悩みは?子育てを楽しむための方法も紹介

子育て中に抱える悩みは?子育てを楽しむための方法も紹介

子育てをつらいと思う人はたくさんいます。「まさに私もこれで悩んでいる!」と共感を集める、子育て中の親が抱えやすい悩みのタネをまとめました。子育てを「つらい」から「楽しい」に変えるコツも紹介します。できそうなことがあれば試してみましょう。

みんなは子育て中はどんなことで悩んでる?

子どもは予想もつかない反応をすることが多く、そのたびに親を戸惑わせます。生活が大きく変化することで、親の気持ちが変わることもあるでしょう。

これらは「よくあること」ではありますが、放置できるほど単純な悩みではありません。まずは、多くの親が抱える悩みについて紹介します。

叱り方がわからない

子どもとは、言うことを聞いてほしいときほど反抗するものです。優しく言い聞かせても効き目がなく、きつく叱れば道ばたにひっくり返ることもあるかもしれません。

親のストレスが最高潮に達すると、つい子どもに怒鳴ってしまうことや、くどくどお説教してしまうこともあるでしょう。しかし、怒鳴るとインパクトだけが残り、話が長いと集中力がもちません。

ポイントは、目を合わせて「何がだめなのか」「なぜだめなのか」を短い言葉で伝えることです。「怒鳴らない」「たたかない」ことだけ気をつけて、自信をもって叱っていきましょう。

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平等に接することができない

「新生児を抱いて家に戻ったら、上の子がかわいく思えなくなっていた」といった、自分でも理解しがたい心の変化に悩む人もいます。実は、これは母親が「よりか弱く小さい子を守ろう」とする本能的な反応です。

試しに一度、信頼できる人に下の子を預けて、上の子と2人きりの時間を作ってみましょう。上の子が守るべき対象に切り替わったとたん、心の余裕と同時に愛情がよみがえるかもしれません。

母親の関心を独り占めできる時間を作ってあげることで、上の子にも「下の子を守らなければ」という気持ちが芽生えやすくなるでしょう。

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好き嫌いが多くて大変

幼児期は好き嫌いが多いものです。なかには何でも食べられる子もいますが、だいたいの子どもは苦手なものがあるでしょう。自己主張が強くなってくるにつれ、食べさせる苦労も増していきます。

「大人になったら食べられるものが増えた」という経験は、よくある話です。これは、食の経験を積み、味覚が落ち着いたことによる変化といえます。

子どもの味覚は大人より鋭く、特に「苦味」と「酸味」が苦手です。すっぱかったり苦かったりする食べ物には「腐敗や食べてはいけないものの可能性がある」と、本能的に強い警戒心が働きます。

好き嫌いが多いことは、優れた生存本能をもっているともいえるかもしれません。これらは、食べて経験を積むことで克服できることもあるとされています。

幼児期には、なるべく多くの味を経験させることも大切です。嫌いな食べ物も食卓に並べ、繰り返し食べることを促してあげましょう。

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疲れてイライラすることも多い

子どもが生活に加わると、大人だけのときとはまったく違った生活環境になります。子育てをしながら新しい環境になじまなければいけないため、ストレスを感じる人が多いのも無理はありません。

続いて、生活の変化による具体的なイライラの原因について見ていきましょう。

自分の時間がとれない

子育て中に自分の時間を確保するのは、至難の業です。赤ちゃんのころは「もう少し成長すれば楽になる」と思っていても、いざ幼児期になってみれば、動きが活発になって落ち着く間もありません。

子どもに振り回されるだけで1日が終わり、「鏡の中をのぞいたら、ボロボロの肌と髪の自分と目が合った…」なんてこともあるでしょう。

自分に構う時間が少なすぎると、ストレスがたまりやすくなります。可能であれば、週に1度数時間でも子どもを預けて、気持ちをリフレッシュさせるとよいでしょう。

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何事もスムーズに進まない

独身のころや夫婦2人だけだったころは、「午前中に洗濯と掃除を済ませて、早めに食事の支度を始めよう」と計画立てて家事を進めることもできたでしょう。

しかし、子どもが生まれると、理想通りの生活を送るのは難しくなります。やることが一気に増えるうえに、子どもがまとわりついて一つひとつの家事に時間がかかるのです。

「子どもが静かなときはイタズラをしている」という法則を忘れ、家事に集中している間に壁に落書きされたり食材をばら撒かれたりするハプニングは後を絶ちません。

普段きちんとしている人ほどストレスのたまりやすい環境ですが、「子育て中は予測不能なできごとは当たり前」と、開き直ることも大切です。

夫の行動にストレスを感じる

夫の何気ない言動が、イヤイヤ期の子どもよりもはるかに大きなストレスになることもあるでしょう。妻が子どもの世話と家事に追われているなか、お構いなしに自分の趣味に没頭する姿や、ひんぱんに飲みに行く姿にはむなしさすら感じます。

気が向いたときだけ子どもを構い、気まぐれに子育てに口を出し、オムツひとつ替えた程度で「イクメン」を自称されてはたまりません。

こうした夫たちは、家事や子育てをどこか「他人事」だと思っています。自分の仕事ではないため、少し考えればわかりそうなことにも気づきません。

対策としては、「やってほしいことをハッキリ伝えること」が有効です。「皿洗い」や「洗濯物をたたむ」など簡単なことから始め、夫が自分からしてくれるように段階的に導いてあげましょう。

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