哺乳瓶消毒グッズのおすすめ12選!消毒の必要性や選び方も解説

哺乳瓶消毒グッズのおすすめ12選!消毒の必要性や選び方も解説

ミルクを使って赤ちゃんを育てるためには、哺乳瓶の消毒が必要です。哺乳瓶を消毒する理由や消毒グッズの選び方を知り、産後の生活に役立てましょう。人気商品はもちろん、旅行・帰省や出産準備におすすめな消毒グッズも紹介しています。

哺乳瓶の消毒が必要な理由

「なぜ、洗った哺乳瓶を消毒する必要があるの?」と、疑問に思う人もいるのではないでしょうか?哺乳瓶を消毒するのには、赤ちゃんの衛生面が関係しています。

洗っただけでは汚れ・菌が残る可能性がある

洗剤で洗ってすすいだ哺乳瓶を消毒する理由は、赤ちゃんの安全を守るためです。哺乳瓶を洗剤で洗っただけでは、汚れを落としきれません。

哺乳瓶に少しでもミルクが残っていると、サカザキ菌やサルモネラ菌といった細菌が繁殖する恐れがあります。顕微鏡で見ないと分からない量のミルクであっても十分、細菌のエサになります。

そのため、洗ったあとに消毒をすることで哺乳瓶に残った汚れを落とし、菌の繁殖を防ぐ必要があるのです。

参考:粉ミルク(乳児用調整粉乳)を70℃以上のお湯で溶かすワケを知っていますか? 横浜市

赤ちゃんは抵抗力が弱いから

哺乳瓶を消毒するもうひとつの理由は、赤ちゃんの抵抗力が弱いことです。生まれたばかりの赤ちゃんは、細菌の侵入を防ぐ免疫機能が発達していません。

そのため、わずかな細菌であっても、体に入ると発熱・嘔吐・下痢などの不調を引き起こす恐れがあります。もちろん、哺乳瓶だけではなく、赤ちゃんが口にするおしゃぶり・おもちゃなどを消毒するのも大切です。

消毒をする期間には様々な説がありますが、一般的には生後3~6カ月ごろまで行う人が多いと考えられています。

月齢ではなく、赤ちゃんが身の回りのものを手にして口に入れ始めたタイミングで、消毒をやめる人も少なくありません。

消毒グッズを選ぶポイントは?

店舗や通販サイトなどでは、様々な形・特長の消毒グッズが販売されています。「どの消毒グッズを選べば良いのか分からない」という人のために、選び方を解説します。

「消毒方法」で選ぶ

哺乳瓶を消毒する方法は、大きく以下の3つに分けられます。

・煮沸消毒
・薬液消毒
・スチーム消毒

沸騰させた鍋に哺乳瓶を入れる「煮沸消毒」は、専用の道具を用意する必要はありません。ただ、水を沸騰させる時間や、熱くなった哺乳瓶を取り出す手間がかかるのも事実です。

「薬液消毒」は、専用の薬剤を薄めて哺乳瓶をつけ置く方法で、「スチーム消毒」の場合には専用のケースに哺乳瓶・水を入れて電子レンジを使って消毒します。薬剤の購入費用や光熱費が発生しますが、どちらの方法も手軽に消毒できる点が魅力です。

次に紹介する「手軽さ」「一度に消毒したい哺乳瓶の本数」も踏まえて、自分に合う消毒方法を選びましょう。

忙しい育児の合間に使える「手軽さ」

育児の形態にかかわらず、新生児期における赤ちゃんの授乳間隔は3時間ほどです。ただ、ミルクを飲むスピードは赤ちゃんによって異なるので、授乳に時間がかかる場合もあります。

ミルクを飲ませておむつを替え、寝かしつけているうちに、次の授乳時間になるケースも少なくありません。消毒の手間や時間を減らして少しでも体を休めるなら、手軽なスチーム消毒がおすすめです。商品によっては5分ほどで消毒が完了するものもあります。

一度に消毒したい「哺乳瓶の本数」

一度に何本の哺乳瓶を消毒したいかも、商品を選ぶ際のポイントです。3セットの哺乳瓶を消毒したい場合には、電子レンジに対応したケースにも収まるでしょう。

しかし、4セット以上の哺乳瓶をまとめて消毒するのには、容量が大きい薬液消毒の方が向いています。

また、消毒をする回数を目安にし、消毒方法と商品を選ぶのもポイントです。こまめに消毒できるのであれば電子レンジでのスチーム消毒を、1回でまとめて消毒したいなら薬液消毒にする方法もあります。

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