マザーバッグは月齢と行き先で選ぼう

乳幼児の荷物を持ち運ぶのに便利なマザーバッグは、子どもの月齢とお出かけする場所に合わせて選ぶのがおすすめです。月齢・行き先に適したバッグの種類・便利な使い方を解説します。
月齢が小さいうちは「トートバッグ」
授乳が必要な新生児・1歳前後の赤ちゃんとお出かけする場合には、荷物がたっぷりと入るトートバッグがおすすめです。
赤ちゃんが歩けないうちはベビーカー・抱っこ紐で移動することが多いので、荷物が取り出しやすいトートバッグが適しているでしょう。
「おむつポーチ」や、外出先のベビーベッドに敷く「おむつ替えシート」が付いているマザーバッグもあります。ベビーカーのハンドル部分にフックを付けておくと、バッグをひっかけたまま移動できるので便利です。
動き始めたら、両手が空く「リュックサック」
歩き始めた赤ちゃんとのお出かけは、荷物が入る上に両手が空くリュックサックがぴったりです。両手が空いていると、自分で歩きたがる赤ちゃんが転んだり、走り出したりしたときにも対応できます。
ただ、リュックサックは中身が取り出しにくい面もあるので、機能性のある商品がおすすめです。肩部分のバックルが外せたり、背中部分にファスナーが付いていたりするリュックサックは、赤ちゃんを抱っこしたままでも簡単に中身を取り出せます。
近場のお出かけには「ショルダーバッグ」
ショルダーバッグは、近くに出かけるときに財布・スマートフォン・鍵などの貴重品を持ち歩くのに便利です。
また、リュックサックに赤ちゃんグッズ、ショルダーバッグに貴重品と、2つのバッグを使い分ける方法もあります。
財布が大きい人や、できるだけ荷物を少なくしたい人には「お財布ポシェット」がおすすめです。財布と貴重品がコンパクトに収まるので、必要なタイミングで中身を取り出せます。
まとめ
赤ちゃんとのお出かけを始めるのは、生後1カ月を過ぎてからが原則です。1カ月健診で発育に問題がないのを確認し、外気浴からスタートするのをおすすめします。
生後1~2カ月は散歩・買い物など、近場のお出かけにし、赤ちゃんに負担がかからないようにしましょう。生後3~5カ月には児童館・ショッピングモールに、生後半年を過ぎたらテーマパーク・旅行など、段階を追って外出に慣れさせていくのがポイントです。
お出かけをする際には食べ物・飲み物・おむつ・着替えなどはもちろん、母子健康手帳・赤ちゃんの健康保険証などを持って行くのも大切です。
日よけ・防寒用のケープやチェアベルト、マザーバッグなどの便利グッズも活用しながら、赤ちゃんとの快適なお出かけ時間を実現しましょう。
