0歳から始められる習い事

0歳の赤ちゃんでも参加できる習い事は、親の息抜きとしても人気です。知育から体力づくり・親同士の交流まで、0歳から始められる習い事を3つ紹介します。
頭・体・心の成長を促す「リトミック」
リトミックは、子どものリズム感・集中力・コミュニケーション能力などを育むのに効果的です。リズムに合わせて手拍子をしたり、足踏みをしたりする運動は、頭・体・心の成長を促します。
0歳のころからリトミックをするメリットは、ほかの習い事に移行しやすいことです。音楽系のピアノ・バイオリンなどはもちろん、運動系の習い事にもリトミックで培ったリズム感が役立ちます。
体力づくりにもつながる「スイミング」
マタニティ期間にも体験できるスイミングは、0歳の子どもと一緒に参加できます。親が赤ちゃんを抱っこしながら水中で遊ぶスタイルなので、泳ぎが上手・下手などの技術は関係ありません。
生後6カ月以降の赤ちゃんを対象にしている教室が多いため、事前に対象年齢を確認しておきましょう。赤ちゃんのころからスイミングを習うのは、水への恐怖心が減らせると同時に体力づくりにも効果的です。
親同士の交流もできる「幼児教室」
赤ちゃんの脳を育むカリキュラムが人気の幼児教室は、講師はもちろん、ほかの親とも関わりやすいのが特徴です。
決められた曜日に、親が講師に育児相談をする時間を設けている教室もあるので、気軽に育児の悩みを話せる相手がいない人にもおすすめです。
参加者が輪になってレッスンを受けるスタイルが主流なので、カリキュラムを通してほかの親子とも触れ合えます。赤ちゃんと2人の時間を持て余している人は、息抜きがてら体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか?
3歳以上におすすめな習い事

自分でできることが増えてくる3歳以上からは、習い事の幅も広がります。個性が出てくる3歳以上の子どもにぴったりな習い事を、4つ紹介します。
活発な子どもにぴったりな「体操教室」
体力が付き、疲れにくくなってくる3歳児には、思い切り体を動かせる体操教室がおすすめです。マット運動・跳び箱・鉄棒など、自宅ではなかなか練習できない器械運動を指導してくれるので、基礎的な体力づくりができます。
また、同年齢の子どもが集まってレッスンを受ける形をとっている体操教室がほとんどなので、集団レッスンを通して、ほかの子どもと関わったり、順番を待ったりする経験ができるでしょう。
あいさつや返事などの礼儀を指導してくれる体操教室もあるので、子どもに規律を身に付けてほしい人にもおすすめです。
脳の活性化が期待できる「ピアノ」
脳が著しく発達するとされている3歳ごろには、音楽に触れられるピアノの習い事がぴったりです。音の重なりでメロディを表現するピアノは、同時に右手と左手を別々に動かすという特徴があります。
発表会・コンクールでは、ある程度の長さがある楽譜を覚えて演奏するケースも少なくありません。
左右で違う指の動きや楽曲の暗記は、子どもの右脳・左脳を活性化すると考えられています。そのため、ピアノには音感だけではなく、知育としての効果も期待できるのです。
バランス感覚と思考力を養う「ボルダリング」
カラフルな突起を手でつかんだり、足をかけたりして高い位置を目指すボルダリングは、全身を使ってバランス感覚を養うスポーツです。また、できるだけ早くゴールにたどり着くためには、登る順番を考える必要があります。
ゴールにたどり着くための順番を何通りも考え、最短距離のルートを使ってボルダリングをするため、子どもの思考力を養うのに効果的です。物事を順序立てて考える力は、算数の学習でも重視されています。
体を動かしながら、思考力を高めるのにも効果的なボルダリングは、知育としても人気のスポーツです。
「英会話」で小学校からの英語学習に備える
2020年度から小学校3年生以上の英語学習が必修になったことを受け、幼少期の英会話が注目されています。
言語能力が伸びる時期といわれている3歳ごろに、日本語と同時に英語に触れておくと、聞く・話す能力が伸びる可能性があるからです。例えばR・Lのような、日本語にはない独特の発音にも慣れやすいと考えられています。
3歳ごろの時期は、大きなジェスチャーやリアクションに対する抵抗感が少ないため、英会話の能力が伸びやすいというのが通説です。
