子どもの習い事はどう選ぶ?年齢に合わせたおすすめの習い事13選

子どもの習い事はどう選ぶ?年齢に合わせたおすすめの習い事13選

小学生には学校の勉強に生かせる習い事も

小学生の子どもには、学校の授業内容に関係する習い事を選ぶのがおすすめです。先取り学習にも役立つ、3つの習い事の特徴を紹介します。

論理的な思考に役立つ「プログラミング」

小学校におけるプログラミング学習は、「プログラミング的思考」が身に付くのが特徴です。国語・算数のような独立した教科ではなく、物事を順序立てて実行する思考力が養われます。

つまり、プログラミングを得意分野にしておくことで、あらゆる教科の学習に生かせるのです。

一般的なプログラミング教室では、論理的思考を駆使してコンピューターに指示を出したり、エラーを修正したりします。キーボード・マウスを使って操作をするため、ゲームをしている感覚で楽しくプログラミングを学べるのがポイントです。

参考:文部科学省|小学校プログラミング教育の趣旨と計画的な準備の必要について

整った字・正しい姿勢を目指す「習字」

近年、多くの学校でタブレットを使った学習が取り入れられています。とはいえ、就職・転職活動などで提出する履歴書には手書きを求める企業は少なくありません。

美しくて整った字を書けることは、進学・就職の際にも役立ちます。小学校では週に数時間ほどのペースで1~2年生に硬筆、3年生以上には毛筆の授業が行われます。

また、正しい姿勢や筆・鉛筆の持ち方を意識する習字は、勉強の土台ともいえる集中力を鍛えるのにも効果的です。

参考:文部科学省|学習指導要領「生きる力」国語

算数の計算に生かせる「そろばん」

昔の人が使っていた計算ツールのそろばんは、算数の苦手意識を減らすのに役立ちます。小学校の算数には図形・長さ・分数・時計などの様々な分野がありますが、すべての単元に共通するのは計算です。

また、小学校でも3~4年生を対象に、教科書・専用のテキストなどを使ってそろばんの授業が行われます。

昔ながらのそろばんが今もなお重視される理由は、指を動かして計算する仕組みです。そろばんが手元になくても指先を動かして計算できるため、暗算のスピードが上がると考えられています。

参考:文部科学省|学習指導要領「生きる力」算数

運動不足を解消!スポーツ系の習い事

スポーツ系の習い事は、運動不足の解消にも役立ちます。性別を選ばないスポーツ系の習い事を3つ紹介します。

協調性を育む「サッカー」

ボールを蹴ってゴールを目指すサッカーは、動きが激しいスポーツです。走るのはもちろん、ジャンプしたり、蹴ったりする動きのなかで、基礎的な体力が身に付けられるでしょう。

また、11人でプレイするサッカーは、ボールを運んだり、パスを回したり、シュートを決めたりと、様々な役割があります。チームで協力して得点につなげるため、仲間を尊重する協調性・社会性が高まりやすいのが特徴です。

幼児・小学生を対象にしたサッカー教室では、ウォーミングアップに鬼ごっこを取り入れている場合もあります。

メンタル強化にも効果的「テニス」

広いテニスコートでプレイをするためには、走る・跳ぶ・打つなど、複数の運動能力が必要です。

テニスの個人戦はチームメイトがいない分、自分の精神状態がプレイに現れます。感情をコントロールできるかが試合の勝敗に直結する場合もあるため、メンタル面の強化にも効果的です。

テニスの個人戦にはチームで行うスポーツとは違い、試合に出られる選手の数に制限がありません。団体戦ではない限り、誰でも試合に出場してプレイができるのがメリットです。

忍耐力・礼儀作法が身に付く「空手」

1920年代に沖縄から日本全国に広まった空手は、武術・格闘技の1種です。礼儀を大切にするスポーツなので、師匠と弟子や、先輩と後輩など、家庭にはない人間関係を築けます。

白から黄・オレンジ・青など、級が上がるごとに帯の色が変わる仕組みで、努力の成果が目に見えやすいのが特徴です。

技に合格してからも、より高い精度を目指して練習を重ねるため、物事にじっくりと向き合う忍耐力が期待できます。

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