子どもの習い事はどう選ぶ?年齢に合わせたおすすめの習い事13選

子どもの習い事はどう選ぶ?年齢に合わせたおすすめの習い事13選

子どもに習い事をさせる際の注意点

子どもの経験値を広げられる習い事には、思わぬ落とし穴があるのも事実です。子どもに習い事をさせる前に、親が知っておきたい注意点を2つ紹介します。

遊びの時間を考慮する

子どもが習い事をすると、当然、自由に遊べる時間が減ります。特に小学生の場合は、高学年になるほど授業時間が増えるのが現実です。いくら体力のある子どもでも、毎日のように習い事に行くのは負担がかかります。

習い事によって子どもの遊ぶ時間を制限するのは、教育的な面からも逆効果です。子どもにとって遊びはひとつの勉強であり、必要不可欠なものといってもよいでしょう。

遊びのなかでけがをしたり、失敗したりする経験は、「どうすればうまくいくか」の解決策を考える機会につながります。

友だちと鬼ごっこ・ドッジボールなどで遊ぶうちに、コミュニケーション能力・判断力などが育つとも考えられます。習い事の数が多くならないようにして、子どもが自由に遊べる時間を確保しましょう。

習い事の効果を期待しすぎない

親が熱心になるあまり、習い事の効果を期待しすぎると、子どもにプレッシャーを与えかねません。どんなに子どもが練習を重ねても、習い事のテストに合格できない可能性もあります。

また、金賞・銀賞・銅賞などの順位が付くコンクールで、銀賞をとった子どもに「次は金賞を目指そうね!」と言うのも控えた方がよいでしょう。親に悪気はなくても、子どもは「金賞をとらなくてはならない」と思い込んでしまう恐れがあるからです。

習い事をするメリットは、華やかな成績や技術力だけではありません。うまくいかない状況でも踏ん張って努力する経験も、子どもの成長にとって大切な要素です。

結果が出ていない状況ではなく、努力したプロセスに目を向けて、長い目で子どもの成長を見守るようにしましょう。

まとめ

子どもにとって習い事は、親以外の大人や、きょうだい以外の仲間と関わる機会のひとつです。家庭・学校以外の人たちとの関わりを通し、礼儀・協調性・コミュニケーション能力などが身に付くと考えられています。

また、テスト・コンクール・発表会など、ひとつの目標に向けて努力する経験は、子どもの忍耐力・成功体験にもつながります。

費用・通いやすさを考慮し、親子に負担がかからない習い事を選ぶと、長く続けやすいのも事実です。

習い事をする主役は子どもであることを理解し、成果だけではなく努力しているプロセスに目を向けて見守ることが大切です。子どもの興味・好みを取り入れて習い事を選び、人との出会い・経験の幅を広げましょう。

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