大人も一緒に!小学生以上にも人気の外遊び

友だちの家族・親戚などと、バーベキュー・花見などで集まる機会がある人もいるのはないでしょうか?幅広い年代で遊ぶときには、子どもはもちろん、大人も童心にかえって楽しめる外遊びがおすすめです。
「鬼ごっこ」で走り回ってストレス発散
1歳から就学前までの幼児期よりも、さらに体力がついてくる小学生以上には、思う存分に走り回れる鬼ごっこが向いています。
高いところにいる間は鬼からタッチされない「たかおに」や、鬼にタッチされると氷のように固まる「こおりおに」など、遊ぶ場所・人数に合わせて遊べます。
ただ、たかおにをする場合はとくに、遊んでいる間に転落する恐れがあるのも事実です。すべり台・ジャングルジムなど、落下しやすい遊具は避け、低くて登りやすいタイヤなどに留めておくのをおすすめします。
世代を超えて楽しめる「ドロケイ(ケイドロ)」
警察・泥棒のチームに分かれる「ドロケイ(ケイドロ)」は、子どもはもちろん、大人が参加しても盛り上がれる遊びです。「警察に捕まった泥棒はろう屋に入る」というように、リアルな要素を含んでいるのも特長です。
警察が泥棒をつかまえるというシンプルなルールながら、ろう屋から泥棒が脱走したり、仲間の泥棒が助けたりと、アレンジ次第で遊びの幅が広がります。
地域によっても遊び方が違うので、違う都道府県のルールを取り入れることで楽しみが広がるでしょう。
家族遊びにもぴったりな「かくれんぼ」
隠れる・探すチームに分かれて遊ぶ「かくれんぼ」は、役割分担・ルールを学ぶのにも役立ちます。子どもが隠れて親が探す形だと、赤ちゃんや保育園・幼稚園の子どもでも遊べます。
かくれんぼで遊ぶ際に注意したいのが、迷子にならないようにすることです。「見つかりたくない」という一心で、遊んでいるうちに遠くまで行ってしまう子どもは少なくありません。
かくれんぼをする前には隠れる範囲を決め、迷子にならないよう注意するのが大切です。
子どもに外遊びをさせるときの注意点

子どもが自由に外遊びをするためには、親の見守り・環境への配慮が大切です。外遊びをする前に、確認しておきたい注意点を3つ紹介します。
帽子を持参!こまめな水分補給も忘れずに
外遊びに出かける際には、帽子を忘れずに持参しましょう。つばが広くて首の後ろまでガードできる帽子だとさらに日が当たりにくく、熱中症の予防になります。
反対に、熱中症を予防するためにフード付きの服を着せるのはおすすめしません。遊具に引っかかるのはもちろん、後ろから引っ張られると転倒・落下につながる恐れがあるからです。
また、水分補給ができるように、水筒・ペットボトル入りの飲み物などを用意するのも大切です。とくに家から外遊びをする場所までが遠い場合には、こまめに水分を飲ませるように心がけましょう。
子どもは大人のように自分の体調変化を訴えられないこともあり、遊びに夢中になっている間に熱中症にかかるケースもあります。遊んでいる最中にも声をかけ、水分補給の時間をとるのをおすすめします。
参考:子どもの熱中症とは|国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
遊びのルールを決めてけが・トラブルを防ぐ
外遊びは楽しい反面、思わぬ事故・トラブルにつながる可能性があるのも事実です。少なくとも小学生に上がるまでは、親が付き添っているもとで外遊びをさせるのをおすすめします。
また、子どもを自由に遊ばせたり、走り回らせたりする際も、様子を確認できる位置にいるのが大切です。とくに自我が強い幼児期には、ルールを決めたり、手本を見せたりしてトラブルになりにくい遊び方を示すのがポイントです。
もちろん、子どもの遊びに参加しながら、トラブル・けがにならないように見守る方法もあります。適度な距離感を保ちつつ、子どもが安心して遊べるように心がけましょう。
参考:公園で遊ぶのに保護者同伴 何歳まで?| 教えて!goo
猛暑日や風が強い日の外遊びは控えて
気温が高い日の外遊びは子どもの不調・けがにつながりやすいため、控えるのが無難です。熱中症警戒アラートが出ているような猛暑日はもちろん、風が強い日・雨の日に外出すると、子どもが体調を崩す恐れがあります。
とくに雨上がりの外出では、水たまり・ぬかるんだ土などで転んだり、すべったりする危険性が高いのも事実です。
また、公園に設置されている遊具の多くが、日光の熱を吸収しやすい鉄でできています。子どもがやけどをしないように、親が触ってみて遊具の熱さを確かめるのをおすすめします。
