乳歯の生え変わり時期や順番は?注意点や正しい歯磨き方法もチェック

乳歯の生え変わり時期や順番は?注意点や正しい歯磨き方法もチェック

上手な歯磨きのポイント

生え変わりの時期で、乳歯と永久歯が混在している状態を「混合歯列期」といいます。歯が抜けた部分の周辺は磨きづらいので、普段よりも丁寧に磨きましょう。混合歯列期の歯を上手に磨くポイントを紹介します。

歯ブラシは小刻みに動かす・フロスを使う

虫歯を予防するため、子どもに正しい歯磨きの方法を教えましょう。磨き残しがないように、「鏡を見ながら歯を磨く」のが基本です。

自分の歯を見ながら磨いた方が、1本ずつ丁寧に磨けます。歯ブラシを小刻みに動かしながら、細かい部分まで磨きましょう。

乳歯が抜けた両隣の歯や、乳歯と永久歯が並んでいて段差がある部分は汚れがたまりやすいので、子ども用のフロスなども使って磨き残しを防ぐことが大事です。

フロスを使用すればブラシが届かない歯と歯の隙間までしっかりと汚れが落ち、虫歯を防げます。

・商品名:UFCサプライ「こどもデンタルフロス FLOSSY!」

・Amazon:商品はこちら

仕上げ磨きをする

小学生になるころから、子どもが1人で歯を磨くようになったという家庭は多いでしょう。しかし、できれば「10歳ごろまで」は保護者が仕上げ磨きをした方が安心です。

保護者が口のなかをチェックして磨き残している部分を見つけて教えてあげると、丁寧に磨けるようになります。3~5歳ごろまでは膝の上に子どもの頭を乗せ、寝かせた状態で仕上げ磨きを行いましょう。

6~9歳ごろになると寝かせた状態で磨かれるのを嫌がる場合があるので、立ったまま仕上げ磨きをしても構いません。理想は毎食後ですが、負担を感じる場合は寝る前の夜の歯磨きだけでも仕上げ磨きをするのがおすすめです。

・商品名:クリニカ「Kid's ハブラシ 仕上げみがき専用」

・Amazon:商品はこちら

まとめ

乳歯の生え変わり時期は個人差が大きく、人と比べて遅いからといってあまり焦る必要はありません。心配ならはやめに小児歯科を受診し、診てもらいましょう。

乳歯が生え変わる時期は歯と歯の間に段差ができやすく、汚れがたまりやすいので丁寧な歯磨きが必要です。できれば、保護者が仕上げ磨きをしっかりと行い、口のなかの様子をチェックしてあげるようにしましょう。

プロフィール画像

for Reader

「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。