赤ちゃん向け日焼け止めのおすすめ11選!選び方・使い方を解説

赤ちゃん向け日焼け止めのおすすめ11選!選び方・使い方を解説

赤ちゃん向けの日焼け止めは、肌に負担をかけないようこだわって作られたものが多くあります。それぞれ特徴が異なるので、使うシーンや用途・目的に合ったものを選びましょう。赤ちゃんの肌への日焼け止めの必要性や、選び方・おすすめの商品を紹介します。

赤ちゃんに日焼け止めは必要なの?

日焼け止めは「赤ちゃんの肌によくないのでは…」と不安を感じている人もいるかもしれません。赤ちゃんの肌に、日焼け止めは必要なのでしょうか?

赤ちゃんの肌に対する日焼け止めの必要性や、使うタイミングを紹介します。

肌がデリケートなので使用がおすすめ

紫外線量の多い季節・時間帯での外出では、赤ちゃんにも日焼け止めが推奨されています。

赤ちゃんの皮膚は薄く、生後4カ月ごろでも角層の厚みは大人の3分の1程度といわれています。大人よりも肌がデリケートなので、日焼け止めを使用して保護する必要があるのです。

赤ちゃんが紫外線を浴びすぎると、将来「皮膚の老化を早める」「目の病気や皮膚ガンを発症しやすくなる」などのリスクが上昇しやすくなります。大人と同じように、赤ちゃんも紫外線対策を行いましょう。

参考:日焼けから肌を守りましょう|一般社団法人千葉市医師会

参考:こどもの紫外線対策について|日本小児皮膚科学会

参考:子どもの皮膚の特徴|まさき皮フ科クリニック

使用する時期の目安

赤ちゃんの日焼け止めについて「生後○カ月から」という決まりはありません。新生児から使えるものもあるので、月齢に適した日焼け止めを使用しましょう。

一般的に、1カ月健診を過ぎた2~3カ月ごろから、赤ちゃんとの外出が増える傾向にあります。紫外線が強い季節・時間帯の外出が増えてきたら、赤ちゃんにも日焼け止めを使用しましょう。

ただし、「紫外線量の多い時間帯を避ける」「タオルや帽子・長袖で日焼け対策をする」など物理的な対策をしていれば、日焼け止めは必ずしも必要ではありません。外出するときの天候・紫外線量・時間などを考慮して、日焼け止めの使用を考えましょう。

参考:紫外線環境保健マニュアル2020|環境省

赤ちゃん向け日焼け止めの選び方

赤ちゃんの日焼け止めは「デリケートな肌に塗ること」を前提に選びます。赤ちゃん向けの日焼け止めを選ぶ際に、チェックしたいポイントを紹介します。

肌への負担が少ないものを選ぶ

赤ちゃんや敏感な肌の人は、日焼け止めに配合されている成分に肌が反応することもあります。

例えば、アルコール・着色料・香料などは、デリケートな肌の場合、刺激を感じるかもしれません。赤ちゃんに塗るものなので、これらの成分が入っていない日焼け止めが望ましいでしょう。

とはいえ、どのような成分が刺激となるかは、赤ちゃんによっても異なります。日焼け止めを塗布する際は、少量から試し、肌に異常がないかをしっかりチェックしましょう。

落としやすさで選ぶ

赤ちゃん向けの日焼け止めは、シャワーや石けんで落とせる手軽さもポイントです。

専用のクレンジングが必要だったり、ゴシゴシこすって落とさなければならなかったりする日焼け止めは、赤ちゃんの肌に大きな負担を与えてしまいます。紫外線量が多い時期には、頻繁に塗布することも考慮し、オフのしやすさにも注意しなければなりません。

万が一、日焼け止めが落としきれずに肌に残ってしまうと、肌荒れや炎症などを引き起こす原因にもなり得ます。肌トラブルを招かないよう、手軽に落とせる日焼け止めを選ぶようにしましょう。

使うシーンに合わせて選ぶ

一般的に、普段用ならほどほどの日焼け止め効果があるもの、長時間の外出・レジャーならしっかりと日焼け止め効果があるものと使い分けることを推奨されています。

日焼け止め効果がどの程度あるのかを判断するポイントは「SPFの数値」と「PA+表記」です。SPFは、紫外線の1種であるUVBに対する防御力を、PAはUVAへの防御力を示しており、SPFの数値が高く、PAの+が多いほど、日焼け止め効果が高いとされています。

短時間の外出なら、SPF10~20で、PA+またはPA++を選択するとよいとされています。一方、強い紫外線を長時間浴びると想定されるときは、SPF30以上で、PA+++以上の日焼け止めが推奨されています。

参考:サンスクリーン(日焼け止め)|日本小児皮膚科学会

参考:~子どもの日焼け対策~|グレイス病院 小児科

参考:紫外線環境保健マニュアル2020|環境省

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