子ども用パソコンを与える際の注意点

子どもにとって魅力的な機能が詰まったパソコンは、中毒性のあるアイテムともいわれます。子どもにパソコンを与える前に、心がけたい注意点を解説します。
1日の使用時間を決めておく
子どもがパソコンを使い始める前に、1日の使用時間を決めておくことが大切です。パソコンを使った学習が増えてきているとはいえ、紙に文字を書くスキルも欠かせません。
また、パソコンを使う時間が多いほど、友だちと遊んだり、家族と話したりする機会は奪われがちです。
事前に親子で話し合って、1日の使用時間を決めておくと、パソコン中心の生活を回避できるでしょう。時間がきたら自動的に電源が切れるタイマーが内蔵されている場合は、うまく活用し制限するのもおすすめです。
家でデジタル端末を使う時は|企画・製作 公益社団法人日本眼科医会:協力 文部科学省
セキュリティ対策も忘れずに
インターネット接続ができるパソコンは、セキュリティ対策が必須です。子どもにパソコンを渡す前に、セキュリティ対策をしておきましょう。
代表的なセキュリティ対策には、ウイルス対策ソフトの導入や、インターネット接続の管理・制限が挙げられます。
インターネットは情報が多い分、子どもに悪影響を与えるようなサイトがあるのも事実です。サイトに誘導されるまま、有料のアプリをダウンロードしたり、興味本位で課金してしまったりする恐れもあります。
情報を選択できるようになるまでは、大人のいない場所でのインターネット利用を制限する配慮も大切です。
まとめ
2~9歳ごろを対象とした子ども用パソコンは、年齢ごとに機能・収録されているコンテンツが異なります。子どもが使うパソコンだからこそ、好きなキャラクター・色などを取り入れることが大切です。
小学校や習い事のオンライン授業には、タッチペン・カメラ・マイクといった機能が付いている子ども用パソコンが役立ちます。プログラミング学習が始まる小学生以上には、本格的なパソコンを与える方法もあります。
魅力的な機能が詰まったパソコンだからこそ、子どもに与える際には事前の準備が必要です。親子で話し合って、1日の使用時間を決めておくと、パソコンだけにのめりこむ事態を回避できるでしょう。
