ダイソーの「過炭酸ナトリウム」で実際の汚れ落ちを検証!

物は試しということで、早速その効果を検証していきたいと思います。
用意するものは
・過炭酸ナトリウム
・きれいにしたいものが浸かるサイズのボウル
・40℃~60℃のお湯
我が家には温度計がないので、沸騰したお湯の半分に水を混ぜて適温に調整しました。(水よりもお湯の方が発泡しやすく汚れも落ちやすいようです)
ということで、恥を忍んで我が家の汚れ四天王を召喚……

・なんとなく目をそらしてきた「五徳」
・長年愛用している「コーヒーメーカーのポット」
・もはやデザイン?「マグカップの茶渋」
・満身創痍でウエス行きが決まっていた「タオル」
まずは1つずつ、その汚れ具合をチェックしていきましょう。
コンロの五徳
一応気が向いたときに拭いたりもしていたのですが、よーく見ると取り切れていない汚れが……


油が酸化して完全にこびりついてしまっています。黒いのでそんなに目立たないか~と言い訳を重ねてきましたが、ついに対峙する日が来たようです。(つらい)
コーヒーメーカーのポット
週に3~4回は使っているコーヒーメーカー。比較的口が広めなので、定期的にスポンジで洗ってはいましたが、やはり落とし切れない蓄積汚れが……

過炭酸ナトリウムは金属に使用することはできませんが、ステンレスのみOKということで、こちらもエントリーです。
マグカップの茶渋
コーヒー派の筆者に対し、紅茶派の夫。さまざまな茶葉を揃えて楽しんでいるようですが、実は紅茶ってすっごい茶渋が付くんですよね。しかも1回使っただけで。涙

「使ったら洗っといてね~」とは言いつつも、やはり頑固な茶渋は洗ったくらいじゃ取り切れず、もはや“そういうもんだ”と自分にコップにも言い聞かせているようなので、真の姿を思い出してもらおうと思います。
タオル
最後は全身全霊で我が家に尽くしてくれていたタオル。

もはや元の色が分からないほど使い込まれ黒ずんだ大ベテランですが、再起をかけてチャレンジです。
それではいざ検証開始!
まずはコーヒーメーカーのポットから。先にお湯を入れ、そのあとに過炭酸ナトリウムを入れていきます。


分量は調べてもあまり出てこなかったので、1Lあたり10g程度を目安に、汚れ具合によって目分量で調節していくことに。

全て入れ終わり、最後によくかき混ぜていると早速シュワシュワと発泡してきました。早くも汚れが浮いてきて? と思いきや……

ギャーーーーーーーー え、え、えええ!?!? まさかの事態に大混乱! え、私コーヒー注ぎましたっけ??(※全部汚れ)
あまりの威力と自分のこれまでに恐れをなしながらも、「これはスゴイ……!」と確信。

シュワシュワと沸き立つコーヒー(※汚れ)を尻目に全てのものを浸け込んでいき、ここから30分~1時間放置していきます。
気になる結果は……?
汚れ落ちの具合をみながら、結局全て1時間ほど放置。早速結果を見ていきたいと思います。
まずはコーヒーメーカーのポットから。

さきほどの恐怖映像とは打って変わり、比較的静かな水面。この時点ではもう既に発泡は終わっていますが、とはいえ信じられないくらい水が茶色いです……なんかカスのようなものも浮いてる……?

恐る恐る中の水を捨てると……

ピッカピカ!!
最初とは比べ物にならないくらいきれいになっています! これは気持ちいい!! こすったりなどは一切しておらず、ただ浸けていただけでこんなにもきれいになるなんて最高すぎます。恐怖に震えた甲斐がありました……!
お次はマグカップ。

あれだけ擦っても取れなかった茶渋も、ほったらかしでこんなにきれいに! これでまた美味しく紅茶を飲んでもらえそう♪

心なしかコップも喜んでいるような気がします。
次はタオル。

こちらはまず水の汚さにドン引き……一応これ、洗濯した後なんですよ……いくら使い古しとはいえ、いわゆる“新しいタオル”なはずなのにこの汚さにはびっくり。

この後4~5回ゆすいで干してみましたが、くすみ感が取れてスッキリ。タオル自体がボロボロだったので、完全にきれいに、とまではいきませんでしたが、あの水の汚れを見ると家じゅうのタオルを浸け置きしたくなりました。
最後は五徳! 実はこれに一番期待していたのですが……

お! 落ちてる!! ベタつき感がなくなってスッキリしています! 気持ちいい~~!

さすがにコゲまでは落ち切りませんでしたが、これだけきれいになればあとちょっとくらいはこすってやってもいいか、という気になります。(コゲ落としには前述のとおり重曹がおすすめ)
コンロがすっきりしただけでキッチン全体が明るくなったような気がして、清々しいです。
