派遣会社についてよくある質問
ここからは派遣会社についてよくある質問をピックアップしていきます。派遣会社から正社員を目指す方法や、50代以降におすすめの派遣会社、派遣の「3年ルール」などについて解説するので、参考にしてみてください。
派遣社員から正社員って目指せるの？
派遣社員から正社員を目指すことは可能です。派遣社員から正社員になりたいなら、派遣先での正社員登用を前提とした「紹介予定派遣」の求人に応募するのがおすすめ。派遣期間は最長6カ月と短いものの、仕事内容や職場の雰囲気を理解した上で正社員になるかを判断できます。
一方、一般的な派遣社員として数年勤務した後、派遣先に正社員として登用してもらう、という道もありますが、こちらはハードルがかなり高めです。
なお、記事内の「将来は正社員として働きたい人におすすめの派遣会社」の項目では正社員登用を希望する人に最適な派遣会社も紹介しているので参考にしてみてください。
50代以降におすすめの派遣会社はある？
50代以降で派遣社員として働きたい人におすすめなのが、スタッフサービス、テンプスタッフ、リクルートスタッフィングなどに代表される大手の派遣会社。大手の派遣会社は求人数も豊富なため、年齢が高い人向けの仕事も取り扱っている可能性が高めです。
ただし若い世代に比べると、就業へのハードルは高め。複数の派遣会社に登録するだけでなく、年齢を問わない急募の求人を選んだり、自身の強みやスキルをしっかりとアピールしたりすることも重要です。
派遣の「3年ルール」ってなに？
派遣の「3年ルール」とは一般派遣社員が、同じ部署や事業所で働けるのは3年が限度、というルールのこと。3年以上働き続けるためには以下のような選択肢があります。
・同じ派遣先でも別の部署へ異動する
・派遣先の企業に直接雇用してもらう
・派遣会社と無期雇用契約を結ぶ
ただし、いずれも間口が広いわけではありません。特に、派遣先の企業での直接雇用などを目指す場合は、3年間の間にしっかりとスキルアップするなどの対策が必要です。
派遣会社は、登録するだけでも問題ない？
派遣会社は登録するだけでも問題ありません。登録自体は無料でできるため、「派遣で働きたいなら複数の派遣会社への登録がおすすめ」の項目でも解説した通り、派遣社員としての就業も視野に入れているなら、複数に登録しておくのがおすすめです。複数の派遣会社に登録することで、担当者の対応や仕事の内容なども比較しやすくなるほか、効率よく仕事が見つけやすいでしょう。
もちろん、紹介された仕事の内容や条件が合わない場合、断ることも可能。また、派遣会社に登録したまま、別の仕事を始めた場合などには、多くの派遣会社で「紹介休止」や「休会」などの選択ができます。
派遣社員が入れる保険は？
派遣社員は、派遣会社に雇用される立場にあるため、派遣会社の社会保険に加入するのが一般的。派遣会社を通して加入できるのは健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険、介護保険の5つ。ただし勤務時間数などによっては加入条件を満たさないこともあるため、派遣会社への登録時などに確認しておくとよいでしょう。
まとめ
おすすめの派遣会社や、その選び方、登録しない方がいい派遣会社の特徴などについて詳しく紹介しました。ライフスタイルに合わせて働ける「派遣」は、家事や育児に忙しい子育て中のママにとってもおすすめの働き方の一つです。派遣社員としての就業を少しでも考えているなら、ぜひ今回の記事で紹介した内容を参考に、まずは複数の派遣会社に登録してみてくださいね。
（構成・文：ママテナ編集部）
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