「ガラスペン」の基本的な使い方
ここからはガラスペンの基本的な使い方を紹介していきます。
①インクをつける

まずはインクのふたを開けます。中には漏れ防止のためにゴム製の中ふたも付いています。


手が汚れないようティッシュなどで押さえながら静かに開けていきます。セリアのインクは染料インクなので、手に付くと取れにくいため注意しましょう。

中ふたまで開けたらボトルの口に対して垂直に入れ、1/3~1/2程度までペン先を浸します。ペン先は非常に繊細なので、ボトルの底などに当ててペン先が折れてしまわないように十分注意しましょう。

その後、静かに引き上げて少し待つとペン先に付いたインクが溝をつたって吸い上がっていきます。十分に吸い上がったら準備OKです。
※インクの吸い上がりを待つ間ボトルの縁などでトントンと叩いてインクを落とそうとしたりすると、ペン先が破損する原因となるので注意しましょう。
②書く

ガラスペンの持ち方は鉛筆などを握るときと同じでOK。ペン先はやや寝かせた状態にしておきましょう。時おりペンをくるくると回転させながら書くと、溝に溜まったインクが効率よく流れるので、途中で文字がかすれたりすることなく書き続けることができますよ。
ガラスペンで文字を書く時のポイントは「筆圧をかけ過ぎないこと」。ガラスペンならではのサラサラとした書き心地を楽しみましょう♪
セリアの「ガラスペン」4種類のカラーで挑戦! 実際の使用感は?
手順を理解したところで、さっそく筆者もガラスペンに挑戦! 実際の使用感やインクの色味などを確認してみます。今回購入してきたインクのカラーは以下の4種類。

- ブラック
- チェリーレッド
- ラメパープル
- ラメオレンジ
上2つがノーマルタイプで、下2つがゴールドラメが入っているタイプです。この他にもグリーン系やブルー系など、バランスのよいカラー展開になっていますよ。
ブラック

まずは基本のブラックから。

書いてみると変な引っかかりもなく、いい意味で普通のペンと変わらないノンストレスさ。書き心地はカリカリとサラサラの中間くらいで、他の筆記具とは違う初めての感覚に気持ちが高まります。
書くたびにペン先が紙を滑る音がなんとも心地よく、文筆家にでもなったような気分(笑)。筆跡がボールペンなどとは違う味わいがあるので、メッセージカードなどで使うと一気に趣が出そうです。
色味は薄すぎず濃すぎず普通のブラック。1つ持っておいて間違いはないでしょう。
チェリーレッド

赤系の色はこの他にストロベリーピンクがありましたが、筆者はチェリーレッドをチョイス。

“チェリー”と付くだけあって、鮮やかなピンク寄りの赤。イラストなどにも使えそうなおしゃれカラーです♪
ラメパープル

お次はラメインク!

ラメインクは下の方にラメが溜まってしまっているので、ふたを開ける前によく振ってから使うようにしましょう。

底に溜まったラメを見て、かなりキラキラが乗るのかと思っていましたが以外にもそこまでの派手さはないようです。

とはいえ、よーく見ると光の加減ではラメが確認できます。細かいゴールドなので上品さがありますね。パープルの色味はやや濃いめ。深い紫に粒子の細かいゴールドラメが星空のようで美しいです。
ラメオレンジ

ラメインクは人気なのか、筆者が行った店舗にはパープルとオレンジの2色しか残っていませんでした。

こちらは事前のボトルの振りが甘かったのかほぼラメが乗らず……しかし肉眼でみるともう少しキラキラしています。ジューシーなオレンジそのままのパキっとした発色で、使い勝手がよさそうです。
