ダイソーのテントはどこで売ってる?

ダイソーにはアウトドア用品のコーナーが設けられており、テントもアウトドアコーナーに置いてありました。ただ、商品名としてはテントではなく“サンシェード”として販売されており、また小さくたたまれた状態で陳列されています。意外とコンパクトな見た目なので見逃してしまわないよう、よーく注意して探してみてください。
クイックエクスパンドサンシェード(グリーン)

- 材質:フレーム/スチール、生地/ポリエステル、ペグ/スチール、収納袋/ポリエステル
- サイズ:幅143cm×奥行き99cm×高さ99cm(使用時)
- 値段:1100円(税込み)

収納袋を開けると中にはテント本体とペグが入っています。

ペグは4本。ハンマーなどは付いておらずペグそのものも軽めなので、足でグッと地面に差し込むくらいの簡易的なものと考えてよさそうです。耐久性や固定性を求める場合はペグ単体でも売られているので、そちらも検討してみるのがよいでしょう。

収納袋の内側には、広げ方やたたみ方を図解にした説明書が縫い付けられています。
ダイソーのテントを実際に広げてみた! サイズ感も紹介

ということで、早速広げてみます! といってもワンタッチ展開なので、袋から本体を取り出し、フレームを上に引き上げるだけで……

あっという間にテントが出現! あとはシートを広げて整えれば完成です。テントというと、まずは骨組みを組み立ててそこに生地を被せてそれぞれを固定して……と面倒くさいイメージでしたが、そんな作業は一切なし。ワイヤーの勢いで一気にボフンッ! と広がるので、なんだか魔法を見ている気分でした(笑)。

今回はコンクリートの上で広げましたが、土の上で使う際は外側に4点のフープが付いているので、ここにペグを刺して固定してください。

ということで、身長160cmの筆者が入ってみるとこんな感じ。四隅を固定してピンと生地を張ればもう少し大きくなりそうですが、それでも十分な広さです。試しに大人2人で入ってみましたが、一緒にお弁当を広げられるくらいの余裕はありました。

中から上を見上げてみるとこんな感じ。思ったよりも高さがあるので、無理に首をすぼめたりする必要もなくのびのびできます。

背面はメッシュになっているので通気性も抜群。ただ、写真でも分かるように結構透けるので、着替えなどで使用する際は上からもう一枚布をかぶせた方がよさそうです。
テントのたたみ方はコツが必要。慣れれば簡単!
広げるときはラクラクでしたが、たたむ時は少しコツが必要。手順としては
- テントを逆さにして、ワイヤー部分を持つ
- 天井部分のワイヤーを足で固定しながら、手前側に折り曲げる
- 半分になったテントの両脇をひねるようにして更に内側に折り込む
- 形を整えて完成
文字で書いてもイメージしづらいと思うので、写真を交えて細かく説明していきます。
- テントを逆さにして、ワイヤー部分を持つ

まずここで一番のポイントはテントを逆さにして持つということ。ロゴの付いている部分を下にして、両サイドのワイヤーを束ねて持つようなイメージです。こうすることで最初にテントの生地を内側に全て入れ込むことができるので、ある程度この段階でコンパクトにまとめておくと後の手順が進めやすいですよ。
- 天井部分のワイヤーを足で固定しながら、手前側に折り曲げる
次は天井部のワイヤーがクロスになって集まっている一番丈夫なところを足で踏んで固定し、グイっと手前側に折り曲げていきます。


ワイヤーにハリがあるのでなかなか言うことを聞いてくれず難しいですが、コツとしては生地を中に押し込んで曲げようとするのではなく、ワイヤーのみを手前に引っ張ること。ワイヤーが曲がれば自然と生地も内側に入ってくれるので、溢れてしまった残りの生地は曲げた後に押し込むようにしましょう。
ここはもう力尽くなので、「壊れちゃうんじゃ……」と心配になりますが、エイヤと曲げてみてください。意外と大丈夫です(笑)。
- 半分になったテントの両脇をひねるようにして更に内側に折り込む


あとは最初の形をイメージしながら両サイドを内側に折り込んでいきます。この時内側にひねりながら折り込むと勝手にワイヤーが行きたい方向に動いてくれるので、それに従って形を整えていけばOKです。

最初はなかなか難しいですが、慣れてしまえば意外と簡単! 特に留めるゴムなどは付いていませんが、ここまでたたんでしまえば勝手に開くことはないので、そのまま収納袋に入れれば大丈夫。

大人2人が入れるサイズ感なのに、こんなにもコンパクトになるのはかなり便利。また、持ち手の紐も長めなので肩掛けでサッと持ち運べるのもいいですね。