ダイソーのスキレットを実際にシーズニングしてみた!
ということで、実際にダイソーのスキレットをシーズニングしていきたいと思います! 手順としては以下の通り。
- スキレットを洗う
- 油を塗る
- 火で熱して、冷めたら再度油を塗る
- 2と3の工程を2~3回繰り返す
- 野菜くずを炒める
- 仕上げ油を塗る
基本的には洗って油を塗り重ねていくだけなので難しいことはありません。それではやっていきましょう!
手順①|スキレットを洗う

購入時には錆止めとしてワックスが塗られているので、まずはこれを落としていきます。中性洗剤を付けたスポンジでゴシゴシとしっかり洗っていきましょう。
洗い終わったら水でよく流して拭き、火にかけて水分を蒸発させ完全に乾かしていきます。
手順②|油を塗る

スキレットが乾いたら油を塗っていきます。今回はサラダ油を用意しましたが、オリーブオイルなどでも大丈夫です。油をスキレットに適量注ぎ、キッチンペーパーで塗り広げていきます。スキレットの内側だけでなく、外側や持ち手の部分にも塗ると全体の錆びを防ぐことができますよ。

スキレットがまだ熱い場合は鍋敷きなどを敷いた上で作業を行うとよいでしょう。ダイソーにはスキレットのサイズに合ったコルクの鍋敷きなどもあるので、ぜひ併せて購入してみてください。
手順③|火で熱して、冷めたら再度油を塗る

油を塗り終わったら、スキレットを強火にかけて熱します。軽く煙が立ち上ってきたら火を止め、スキレットが冷めたら手順②と同じ要領で再度油を塗り、また火にかけていきます。
この工程を2~3回繰り返すことでスキレットに油が馴染んでいき、どんどん油膜が形成されていきます。
手順④|野菜くずを炒める

油を馴染ませたら、次はスキレットで野菜くずを表面が焦げるくらいまで炒めていきます。こうすることでスキレットの鉄臭さを緩和することができます。野菜くずはなんでも大丈夫ですが、玉ねぎなどの香りが強い野菜を使うとより鉄の匂いを消してくれますよ。

ちなみに、今回うっかり野菜くずと一緒に油を伸ばしていたキッチンペーパーも炒めてしまい……皆さんはお気を付けください(笑)。
手順⑤|仕上げに再度油を塗って完成!

野菜くずを捨てたら、最後にもう一度油を塗りこんでシーズニング完了! これで調理を開始することができます♪ ちなみにこのシーズニングは最初の1回のみでOKです。
使用後のお手入れ方法
使用後のお手入れで大切なことは、絶対に洗剤を使わないこと。洗剤を使ってしまうと、せっかくシーズニングをして作った油膜が流れてしまいます。調理後は水洗いのみにとどめ、汚れが落ちない場合はスキレットに水を入れて沸騰させてから擦るようにしましょう。綺麗になったら再度火にかけしっかり乾燥させたのち、冷めたら植物油を塗ってお手入れ完了です。保管は、通気性の良い場所を選びましょう。また、しばらく使わない場合は新聞紙などに包んでおくのもおすすめです。
※やむなく洗剤を使用した場合は、再度シーズニングを行ってください
※シーズニングをしているからといって絶対に錆びないというわけではありません
値段以上の高クオリティーに感動! ダイソーのスキレットでキャンプ飯を楽しもう!

キャンプブームなどもあり、焚火などの直火で調理するワイルドなキャンプ飯に憧れを抱きつつも挑戦できずにいたスキレット。しかし、今回ダイソーのスキレットを試してみて「意外と普段使いできそう?」といった気持ちに。試しにアヒージョを作ってみましたが、テーブルに出すだけでいつもの食卓が華やかに! 最初のシーズニングさえしてしまえば、あとは水洗いでOKというのも驚きでした。
本格的なキャンパーさんもそのクオリティーに太鼓判を押すダイソーのスキレット。最近ではお家でできるスキレットを使ったさまざまなレシピもあるようなので、これを機にダイソーのスキレットでキャンプ飯デビューしてみませんか♪
(文・写真撮影:イチオシ編集部)
